来チャイナ-上海

【上海】念願の電動自転車を購入!ナンバープレート、免許証を取得!

ついに電動自転車を購入

上海の街中を駆け巡る無数の電動バイクや電動自転車。上海に来てまる3年が経ち、ついに購入してしまいました。必要ないだろうと思ってましたがついに買ってしまいました…。

なぜ電動自転車を購入したか?

今まで会社まで地下鉄を使ってdoor-to-doorで約50分かかっていましたが、先日会社近辺に引っ越し、なんと自転車を使って15分しかかからなくなりました。自転車に乗る時間は約10分。自転車はそこら辺にある「自転車シェアリング(HelloBikeやMobikeなど)」を使っていました。スマホを使って自転車を使うことができるものです。一回使うのに1.5元(23円)、会社との往復で1日たったの3元(45円)しかかかりません。引っ越す前は1日往復で8元(120円)程度かかっていました。どちらも安いは安いのですが、とにかく便利ですし安くなりました。

しかし毎朝10分の自転車もちょっとしんどいかな…、と贅沢ですが考えるようになりました。まずそれが一つの理由です。もう一つ理由があります。自転車シェアリングだと、毎日違う自転車を使うことになりますが、当たり外れが多い。不備のある自転車があります。うまくスキャンできなかったり、サドルが壊れていたり、やたら重く感じたり。漕ぐのが大変な自転車に当たった時が面倒です。やはり毎朝使うものなので安定して使いたいな、と感じるようになりました。

電動バイクか電動自転車か?

私が購入したのは「電動自転車」です。毎朝3km程度の往復だけですので簡易なもので充分だと考えたためです。「電動バイク」と「電動自転車」には違いがいくつかあります。大きな違いは本体の「大きさ」と「速度」の違いです。「電動自転車」は時速20kmオーバーしてはなりません。20kmオーバーしてはならない、とはいうものの結構スピード出てなかなか快適ですが…。現在、黄浦江を挟んで東側の「浦東」に住んでいますが、「浦西」にはフェリーを使わなければいけないようです。と、知り合いの人が言ってましたが、どこかに穴があるはず…。探してみようと思います。

どこで購入したか?

私はタオバオで購入することにしました。「電動自転車」と入れると色々出てきます。私が購入したのは「英格威」(イングウェイ)というアメリカブランドのを購入しました。元の価格は3,469元でしたが、お店の割引を使って(皆もらえる割引)2,969元で購入しました。

上海で購入しなくてはならないのでは?

事前に電動自転車の購入方法をインターネットで検索していました。検索していると、どうやら上海のお店で購入しないと、電動車用のナンバープレートを取得できない、あるいは登録ができない、とあります。一応タオバオで購入する際に店舗にメッセージを送ることができますので、「上海で使えますか?」と聞いて回りました。何店舗か、「上海では使えない」との返事ありました。私が購入した店舗では、「上海では使えるよ」との返事ありましたため購入することにしました。

商品発送地が中国遥か南方の広州市

購入してみると、商品の発送地が「広州市」という中国の遥か南方になっています。「ん?上海じゃなくて大丈夫かな?本当に上海で使えるのかな?」念のため店舗の人にメッセージを再度送ります。すると、おなじように上海でも使える、という返事が来ました。まぁ大丈夫か…。

購入からのタイムスケジュール

以下は電動自転車が自宅に届くまでの発送スケジュールです。

  1. 12月6日の夜20時に購入
  2. 12月7日の9時に商品発送
  3. 12月10日の15時に自宅に到着

電動自転車はどうやって受け取るのか?

届くまで分からなかったのですが、自転車をどうやって自宅に届けるのかな?と思っていましたが、届いて納得しました。私が会社にいる時間に自宅に商品が届きました。配達人から電話がかかってきました。「自宅前に置いておいて」と言うと「OK」。すんなりいきました…。自宅前に置いて鍵でもかけてくれるのかしら。不思議…。

私の自宅は団地内の5階建アパートの2階にあります。このアパートの1階には一つ鍵のかかった門があります。ですから、きっとこの門を開けて、2Fの私の自宅門前に置いてくれたのだろう、と思いました。

自宅に帰ると確かに門前に置いてありました。しかし、裸の自転車が門前に置いてあるわけではありません。細長い箱が置いてありました。なるほどー。小さくて軽いからこういう箱で十分な訳だ。感心して、その箱を持って自宅に入りました。

箱の中身チェック、書類が重要

自宅に入ると中身をチェック。なかなかいい感じです。自転車だけでなく、工具や簡易的な自転車用カゴなどなど入っていました。そしてそして、何よりも大事な書類。ナンバープレートを発行するための書類です。入っていたのは領収書(全国通用商业机打销售票)と「合格証(产品合格证)」と「使用説明書」でした。領収書を見てみると、増値税の記載がない。しかも売り方の住所は「深セン市」で上海ではない。ちょっと不安なのでまたタオバオでメッセージを送り聞いてみると、「問題ない」とのこと。そうか…。

よし、これら書類と自分の身分証等を公安に申請すれば無事ナンバープレート取得成功!…のはずだったのですがやはり色々問題がありました。

ナンバープレート申請はどこに行けば良いのか?

以下の窓口に行けば申請が可能です。おそらくどこに行っても問題ないと思われます。管轄とかは特にないようです。私は浦東に住んでますが浦西で登録しました。全然問題ありませんでした。

  1. 浦东交警非机动车管理:龙东大道1920号:021-22044399
  2. 黄浦交警非机动车管理:中山南一路806号:021-53017959
  3. 徐汇交警非机动车管理:龙吴路2138号:021-23037944
  4. 长宁交警非机动车管理:金钟路251号:021-23039751
  5. 静安交警非机动车管理:共和新路251号:021-63803970
  6. 普陀交警非机动车管理:礼泉路31号:021-22049872
  7. 虹口交警非机动车管理:玉田路222号:021-65161561
  8. 杨浦交警非机动车管理:国和路1047号:021-22170679
  9. 闵行交警非机动车管理:申北路3号:021-24062541
  10. 宝山交警非机动车管理:泰和路239弄8号:021-56560814
  11. 嘉定交警非机动车管理:嘉安公路2599号:021-59531635
  12. 松江交警非机动车管理:繁华路399号:021-57722658
  13. 金山交警非机动车管理:沪杭公路8484弄38号:021-57971163
  14. 青浦交警非机动车管理:外青松公路6189号:021-69714190
  15. 奉贤交警非机动车管理:南桥镇沪杭公路2142号:021-24069420
  16. 崇明交警非机动车管理:鼓浪屿路901号:021-69620708

以上は「非機動車(非机动车)」の「上牌(申請」の窓口です。誤字があるかもしれませんのでご注意ください…。

ナンバープレートの登録をしに行く

私は上記の「2」の場所に登録しに行きました。登録管理所の運営時間は以下のようになっています。

◆月曜日から土曜日の午前8:30から夕方17:00まで

今までの経験上、何かを申請しに行く際は非常に混雑が予想されたので会社には行かずに9時ごろに行くことにしました。遅かったかなぁ、と後悔しながら行くもガラガラです…。全く人がいません。空いています。よかったぁ、と思いまずは受付へ…。

私が持参した書類は以下です。

  1. パスポート原本およびコピー(居留許可証のページは不要でした)
  2. 境外人員臨時住宿登記単(住居の届け)原本およびコピー
  3. 領収書(全国通用商业机打销售票)
  4. 合格証(产品合格证)
  5. 使用説明書

すると、受付の人が書類の不備を指摘。上記「3」は「増値税の発票(請求書のようなものです」が必要。上記「4」は電動自転車の「写真」が記載されていないからダメ。上記書類以外に「中国国家強制性産品認証証書」が必要である、とのこと。え、持ってないし…。やばいやばい、と焦ります。タオバオでまずは確認。「書類全然ないじゃん!これとこれとこれとこれー!」とメッセージで写真付きで説明します。売り方の人全然分かってない…。書類の不備だらけです。お店に送ってもらう書類は以下ということがわかりました。

  1. 「全国通用商业机打销售票」ではなく増値税の記載された「発票」
  2. 電動自転車の写真付きの合格証
  3. 中国国家強制性産品認証証書

バイクは持参しなくてはならない

書類の不備もありましたが、「自転車も持ってこい」とのこと。えぇナンバープレートないのに持ってこないといけないの?どうやって持ってくるねん!と思いましたが、私の購入した自転車は「折り畳み」できるものです。ですのでタクシーのトランクに自転車を入れることができましたので問題ありませんでした。重くて面倒でしたが…。

再度書類を送ってもらう

「今日中に絶対に送れ!送ったら写真をくれ!」と伝えると、「わかったよ」とのこと。まだ不安は拭えませんが、とりあえず当日中には書類は送ってくれました。翌日に書類が届きます。届いたのは以下です。

  1. 電動自転車の写真付きの合格証→これは問題なし
  2. 中国国家強制性産品認証証書→コピー(原紙ではない)

「発票」が送られてきてない。これは少し時間がかかるようでもう1日待つと到着しました。管理局の人に聞くと、最悪「全国通用商业机打销售票」でも大丈夫なようです。無事「発票」が送られてきたので結局それを提出しました。

「中国国家強制性産品認証証書」に関しては、「コピーじゃん!」と思い憤慨しましたが、提出してみると問題ないようです…。中国って提出する書類がよく分からない…。

最終提出書類

結果まとめると提出した書類は以下でした。

  1. パスポート原本およびコピー(居留許可証のページは不要でした)
  2. 境外人員臨時住宿登記単(住居の届け)原本およびコピー
  3. 発票
  4. 電動自転車の写真付きの合格証
  5. 中国国家強制性産品認証証書のコピー
  6. 自転車本体

発票の売り方の住所は深セン

結局再送されてきた発票の住所は「深セン」であり、上海ではありませんでした。提出書類の中に「住居の届け」があるので、これをもって上海で使用できる、という風に証明できるのかもしれません。よく分かりません。

無事にナンバープレートと免許証を取得

結局ナンバープレートだけでなく免許証ももらうことができました。共に申請と同時にすぐもらえます。ほんの10分程度です。二回目に管理局に行った時は土曜日の朝8時30分でしたが誰も人はいなく、そのまま受付をしてくれました。自転車を持って行くのが大変でしたが…。

ナンバープレートを取得したのはいいものの、バイクに取り付けなければなりません。ネジで取り付けるようなのですが見当たりません…。あれ、どうやってつけるんだろう。分からなかったので自宅近くの「電動バイク屋」に向かいます。

ナンバープレートの取り付け

電動バイクの修理屋さんは浦東にも何軒かありました。幸い自宅の近くにありましたのでお店に出向きます。お店の人に聞いてみると、意外な答えが…。なんとナンバープレートはバイク後方ではなく、ボディにつけるのだとか。確かによく見てみるとネジの部分があります。5分程度でやってくれました。10元(150円)でした。ここら辺の手際の良さと安さはさすが中国、と感心しました。

結局、個人的な感想ですが、自宅近くのバイク屋さんで購入するのが早いような気がしました…。書類関係も不備はないでしょうし。ただしバイク屋さんだと金額的にタオバオよりは高く、種類もあまりないように思います。ですから、ちょっと手間はかかりましたが悪い買い物ではなかったのかなとも思っています。電池の保証は3年間とのこと。上海の大都会でバイクは盗まれないだろうか。すぐ壊れないだろうか。さぁこれからが重要です…。

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