【2021年9月上海】現地採用の住む安い住宅にはトラブルが付き物、深夜の漏水事件
現地採用サラリーマンは高級なアパートに住んでいる駐在員と違い、安い住宅に住んでいる訳ですが、これまでもいくつか自宅内でトラブルがありました。停電になったり、虫が大量発生したり、、、。日本では経験しない、思わぬところが故障したり、不具合が起きたりします。そして最近起きたのが「漏水」。ランニングを終え、夜23時にクタクタになって帰宅してからの漏水。さすがに焦りましたが、「何でもなんとかなる中国」。今回も無事乗り切りました。でもさすがに今回は色々な意味でちょっと精神的にこたえました…。
漏水が発生
ある日のランニング、仲間と晩御飯、その後帰宅。帰宅してすぐ、二部屋あるうちの一部屋(モノ置き場になっています)で「ボタボタ」音がします。何だろうと思い覗いてみると天井から水が垂れています。またか…。この時の絶望感ったらありません。
上の階を確認
幸い家にバケツのようなモノがあったので水が垂れる場所に置きます。さて、どうしよう。しばらく考えてから、上の階に住んでいる人に、シャワーを使うのをやめるように伝えに行こうと決めます。
上の階は3F。「ドンドンドン!!!」。誰も出ない…。不在のよう。
続いて4F。人が出てきて、自宅内で漏水が発生した旨を伝え、シャワーとか浴びてないか聞いてみます。「使ってねぇよ、夜遅くに何だようるせぇな」と多分言われたと思います。
5Fの人にも聞いてみるも殆ど同じ対応。
大家さんに連絡
さぁ手詰まり。ここで大家さんに連絡することにします。中国では自宅内のトラブル対応は全部大家さんとの交渉です。「直せ」「直せない」の問答がよくあります。でもこんな深夜の時間に対応してくれるだろうか。逆に嫌な顔されて今後の関係にヒビが入らないか、などと思うも余裕がなくすぐに電話します。大家さんは寝ていたようですが、起きてくれました。よくよく考えるとこんな深夜に大家さんに電話してもどうにもならないのですが…。とにかくどうしていいか分からないので勢い余って電話します。そしてビデオ通話で部屋の様子を見せます。
漏水がひどくなる
何となんと漏水箇所は1箇所どころか複数箇所に及び始めました。天井のセンターラインに線が入り始めました。
そしてしばらくすると壁が剥がれてきます。うぉぉこれはやばい!しかもバケツに溜まる水はどす黒い…。排水じゃないのか。最悪。
しばらくしていると更にひどいことに…。
しかも次は寝室の上にも湿ったラインが入り始めます。寝室だけはやめてくれぇ…。このまま行くと天井から水がザバァーん!と来るのではないかと、すごい恐怖を感じました。
隣の頼れるおばちゃんを起こす
そしてここで隣の顔見知りのおばちゃんを叩き起こしにいきます。いつも挨拶だけするくらいですが、顔見知りです。困った時はよくこのおばちゃんに相談します。
おばちゃんと大家さんが電話越しに相談し始めます。そう、ここは「何でもなんとかなる中国」です。きっとこの2人がどうにかしてくれるに違いない…。
元栓を閉めに行く
しばらくするとおばちゃんが僕を3Fに連れて行ってくれます。するとそこには…。水の元栓が。おぉ、なるほど、これを切ればいい訳ですか。最初からそうしてくれよ!何事もなかったかのようにその元栓を切るおばちゃん。3Fの自宅には人がいないことももちろん確認済み。
ようやく漏水が止まる
しばらくすると漏水が止まる。そして大家さんは次の日朝イチで自宅に来てくれることになりました。そして、修理の対応をしてくれるとのこと。良かったぁ。
「何とかなる中国」
この時すでに夜中25時過ぎ。明日は会社。早く寝よう。きっと「何とかなる」
そして次の日修理が完了して無事漏水騒ぎは終わりました。きっとこれだけではない、今後また何かトラブルがあるでしょう。はぁ…。