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【スクラップ】広東省、家事代行サービスを拡大

引用元:上海ジャピオン2019年10月11日号(上海のフリーペーパー)

「家事代行サービス従業者年間20万人を育成へ」

記事によると広東省では以下のようにサービスを拡大させるとのこと。

  1. 広東省で家事代行サービス産業を拡大する
  2. 年間20万人の代行サービス従業者を育成する
  3. 家事代行サービスの職業訓練モデル施設50拠点を設立する
  4. 1,000の育成機構を設立する

広東省の場所は?

ちなみに広東省は香港やマカオに隣接した場所です。

記事によると、中国の家政婦を含む家事代行サービスの従業人数は2800万人もいるとのこと…。そして需要は4,500万人て…。ちょっと規模が違いますね。中国の実情として高齢人口が増加しています。

以前一度自宅の掃除を依頼したことがある

実は偉そうにも最初に上海に来た時に、自宅の掃除を業者に依頼したことがあります。誰に依頼したかといいますと、会社の掃除をしてくれる人です。会社の掃除をもう長年もしているおばちゃんでしたので、モノを盗まれる心配などは無用でした。価格は記憶にないのですが、一回掃除してもらうのに100元(約1,500円)もしなかったように記憶しています。とはいうものの今から思えば本当に自分は調子に乗っていたなと反省しています…。

ポストにも沢山家事代行のチラシなどが

そういえば最近見かけなくなりましたが、以前は家事代行のチラシがポストの中に入ってたりしました。自宅のドアの取手にも広告カードが掛けてあったりしました。

家事代行サービスの金額について

家事代行で働くおばちゃんたちが仮に月5,000元(約75,000円)稼ぐと仮定します。家事代行業者はおばちゃんたちから利益を取る訳ですので、おばちゃん一人当たりの売り上げは概ね8500元(約127,500円)くらい?仮にそうだとすると以下のように考えられます。

  1. おばちゃんたちが1日に稼ぐ金額:8,500元÷20日=425元(6,400円)
  2. おばちゃんたちが1時間に稼ぐ金額:425元÷8時間=53元(800円)
  3. おばちゃんたちの時給:53元×0.6(原価率)=31.8元(480円)

といった具合でしょうか。勝手に計算してみました笑。

日本と中国の最低賃金

日本の最低賃金は6.57ドル、中国は0.85ドルとのこと…。つまり8倍弱の差があります。すごい賃金差ですね…。0.85ドルといいますと90円程度。一日720円、月額15,000円弱。この 最低賃金を考えると、上海に来て時給480円で仕事をする意味が理解できます。

ちょっと常識では考えられないくらいの差ですね。もっとここら辺の実情は調べていきたいと思います。

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