【2020年10月上海】5年間の長期在留許可(就労ビザ)を取得!
中国、上海の現地採用として同じ会社に勤めて早丸4年が経とうとしています。この間に会社とは3回雇用契約を結びました。中国では同じ会社で3回目の雇用契約を続けて結ぶ際は、会社とは終身での契約を結ぶことができます(専門ではないので間違ってたらすみません)。僕も3回目の契約では終身での契約となりました。就労ビザ(在留許可)に関しても、毎年1年間ずつの更新であったのが、今回はなんと最長5年間のビザを取得することに成功しました。これで長く中国にいられる!
専門ではないので表現が間違ってたら申し訳ないのですが、「2回連続で1年以上の就労ビザを申請(同じ会社でかな?)し、かつ違法行為がない場合、有効期限が最長5年の就労ビザを取得することができる」、ようです。
丸4年間働いた中で、就労ビザは今回で4回目でした。そして特に違法行為はしておりません(自転車での逆走で2回罰金がありましたが…、こういうレベルの話ではないようです)。
5年間の就労ビザを取得できるかは申請してみないと分からないようですが、会社の人事と共に出入境管理局に向かいます。やはり5年間の就労ビザとなると本人が出向かなければならないようです。
建物に入ってまずは写真撮影。特にきっちりとした案内人はおらず、なんとなく写真撮影を待って、おばちゃんに呼ばれるのを待ちます。こういう全然きっちりしてないところは中国は変わらないなぁ。この手抜き感は嫌いじゃありません。
写真撮影をしたら2階へ。省人化が本当に進んでいる中国、まずは機械に向かってパスポートと写真を提示。
人事の担当者が代わりに申請票を記入してもらっている間は広間で順番待ち。
順番待ちが始まったのが9時45分、呼ばれたのは11時前。1時間以上待ったことになります。
ようやく呼ばれて窓口へ。順調に申請が進めばいいんだけどなぁ。と思っているとどうやら書類に不備があるよう。もう書類の不備は慣れました。大体特別な申請って中国ではうまくいかないですよねぇ。
どうやら申請表は決まったフォーマットがあるらしい。人事の人は事前に管理局に電話で確かめてフォーマットはないことを確認してますが、実際はそうではないようです。中国だと電話対応が適当であったり、聞く人によっていうことが違ってたり、というのは特に公共機関ではあることです。何回も言いますがもう慣れっこです。
一度列を外れ申請票のフォーマットを記入することに。どうやら申請票のフォーマットがないようで、人事の担当者の人が「手書き」でわざわざ作成してくれました。申請票くらい準備してくれよ…。
ようやく手書きの申請票が出来上がり、署名。その後再度先程の窓口に行きます。パスポートも預けますが、代わりの用紙を貰います。すんなり受付が進みます。お、どうやら5年の就労ビザ取得できそうだな…。
申請日が10月16日、パスポートの返却が10月27日。27日に無事知らせが入り、5年間の就労ビザ取得に成功しました。と思いきや、実は会社の営業許可証の期限まで、という条件付きとなってしまいましたので、3年ちょっとの就労ビザとなりました。
ちなみにこの就労ビザは、「会社や住所、パスポート番号が変わったらすぐに知らせなさい」などの条件付きとなっています。あくまでも今の会社で就業する、というのが前提条件になっているようですね。まぁこれでしばらくは就労ビザを毎年更新する手間が省ける!