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【上海】コロナウイルス予防に対する新政策、強制隔離されないか要チェック−2

「上海市による強制隔離の通達」

上海市による政策(2020年2月4日)で、湖北省から上海に来た者や通過したものなどは14日間の強制隔離が為される、という通達がありました。

ただし上記はあくまでも「上海市」による通達であり、どうやらもっと小さい地区単位においても別途通達が来ているようです。地区単位を大きい順に並べると、

  1. 市(例えば上海市)
  2. 区(例えば浦東新区)
  3. 街道(例えば塘桥街道、わたしのすむ区域)
  4. 小区(例えば私の住んでいる団地)

おそらく最小単位が「団地」となります。団地を管理している団体を「居委会」といいます。団地内のどこかに事務所を構えています。この管理団体が隔離に関する通達を出しています。この通達によっては日本人駐在員も強制的に隔離される可能性が生じます。

私の居住する団地内にもこの管理団体があります。ここに聞けば団地の方針を教えてくれます。

私の居住する団地の管理団体「居委会」

ちなみに私の自宅前の門前にピンク色の紙が貼られております。これは「上海市浦东新区塘桥街道」の捺印がされていますので上記に挙げた「3.街道」の通達です。正確には訳す能力がありませんが、概ね「上海市」の通達とおなじであるように思います。また確認しますが…。

上海市浦东新区塘桥街道からの通達が門前に貼られている

「日本人駐在員も強制隔離の可能性がある」

私の知り合いに浦東新区の民生路駅付近に居住している日本人がいます。とても広い団地で、通常ならば東西南北の門が空いていて行き来できるのですが、今は出入りできる門が限定されています。正面の門前に行くと、数名警備員が立っています。ギョッとしました。ちょっと怖い…。

写真にはありませんが、4〜5名程度の警備員が待ち構えています。

門前には「所有返沪人员必须登记」、そして「居委会」の電話番号の記載があります。つまり、「上海に(他の地方から)戻ってきた人(ここの住居者)は必ずお知らせください(登録)」、ということです。

本団地に地方から戻ってきた人は必ず登録が必要となります、との看板が。

実際の登記表はこちらです。

身分証情報、フライト情報、熱症状などがないか、などの登記が必要です。

この管理団体の人と直接話しました。

「日本人がもし2月10日(土)にこの団地に戻ってきたら、強制隔離されませんか?」

すると回答は、

「“基本的”に、“半強制的“に、14日間隔離されます。仕事に出かけてはならないが、ちょっとした買い物で出かけるのは問題ない」

とのことでした。何とも曖昧な言い回しで困惑します。要は、仕事に出かけて、その後コロナウイルスに感染したり、感染させたりした場合は責任は取れませんよ、ということのようです。

上記はある一部の団地内での話ですが、多くの団地で同様の通達が来ているようです。

私の団地内はどうかと言いますと、、、実はまだ聞いてないので早いうちに聞いて参ります笑。10日(月)からは仕事に出るつもりですが、このような情況なのでまだまだ通常業務には戻れなさそうですが…。

上海市以外ですと、強制的に14日間の隔離、といったことがあるようです。日々情報が変化したり、地区によって方針が異なります。引き続き注視していきたいと思います。

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