【上海】パン屋に顔認証支払いシステムがあった
顔認証でお支払いができる
週末にふらっとパン屋さんに寄ってお会計をしようとレジに向かうと…おぉ!なんとなんと、顔認証でお支払いができる!
Alipay経由で支払える
これは中国の電子決済最大手であるAlipayのシステムです。上には「刷脸支付」つまり顔認証で支払う、ということが書いてあります。英語でも「SMILE TO PAY」、つまり支払うには笑顔を見せてください、と謳っています。
自動販売機の顔認証支払いは見たことがある
地下鉄で自動販売機の飲み物を顔認証で支払う機能を見たことがあります。しかし店舗で導入されているのは初めてみました。上海はもうこれほどまでに進んでいるのですね…。
Paris Baguette(パリ・バケット)というお店
顔認証による支払いを導入していたのはパリバケットというお店でした。上海ではよく見かける有名な店舗です。場所は日本人の多い賑やかな街、「娄山关路(ローシャングアンルー)」という地下鉄2号線の駅を出てすぐのところです。駅を降りるとすぐ「百盛(パークソン)」という広場があります。パークソンは大型デパートで、地下にはファーストフードなどが多く並んでいます。そのうちの一つにパリバケットがあります。
パリバケットの評価
上海市内で料理屋さんや様々な店舗の情報を得ようとすると、殆どの人は「大众点评(ダージョン)」というアプリを使います。日本でいうところの「食べログ」のもっと優れたアプリといった感じです。このアプリには中国人の評価が載っています。中国人の評価ですので、日本人の評価とは違いますがよく参考にすることがあります。その大众アプリを使ってパリバケットの評価をみてみるとなんと8,834もの評価が!かなりの有名店なのでしょう。
パリバケットの商品
私はソーセージ入りのパンとワッフル、コーヒーを購入。パン屋さんとはいえ、レジの隣には甘いケーキなどが並んでいました。辛めのパンから菓子パンまで揃っています。
顔認証で支払えるのか
実はまだ試したことがありません。以前、自動販売機の顔認証を使用しようとしたところ外国人は支払いができない、とのことで断念しました。その時の記憶があったためせっかくの機会でしたが試してみるのを失念してしまいました…。勿体無い。次回は支払えるかどうか試してみたいと思います。
日本に入国する際も今は顔認証で通ることができました。今後おそらく中国ではもっともっと顔認証が使われることでしょう。例えば、コンビニの支払いなども顔認証で支払えたり、今私が通っているジムもわざわざカードを出さずに顔パスで中に入ることができるようになったり…。上海の街中にはもうすでに公衆カメラによって監視されています。犯罪を犯したとしてもすぐに犯人は捕まってしまいます。これも顔認証が進んでいるからです。いやぁすごい時代になってきましたね…。