来チャイナ-上海

【上海】新型コロナウイルスによる休暇の延長

中国駐在の人々にとって特に気になる新型コロナウイルス。駐在員同士でwechat(日本でいうLINE)を使って様々な情報が行き交います。また、上海総領事館からもメールも飛んできます。多くの情報を鑑みて行動しなければなりませんね…。

春節期間の延長

元々春節期間は1月25日から1月30日までと定められていましたが、今回のウイルスの影響で2月2日(日)まで延長処置が取られました。本当に中国政府の行動は素早く、対応が早くびっくりします。増値税(日本でいう消費税)などもあっという間に変化していく中国、この迅速な対応は日本人としては見習わなければなりませんね…。

仕事復帰の延長

さて、上記のように春節期間が1月31日、2月1日、2月2日(日)と3日間延長されましたが、続いて上海市、浙江省、蘇州は2月3日(月)以降も企業は活動をしないように通知を発表しています。

上海市は2月9日24時まで休暇

上海市では2月9日(日)まで仕事復帰してはならないと通知が来ています。わたしの所属する日系企業も同様に2月9日(日)までお休み、ということとなっています。知り合いの日系企業にも聞きましたが同じ状況のようです。

上海市の学校(幼稚園、保育園、小中高など)も2月17日(月)までお休みになったということです。

生活に必要となる、ガス、電気、通信、医療、スーパーマーケットなどはこれに限らないとのことです。

休暇の種類まとめ

今回の休暇の種類をまとめると、以下のようになります。

  1. 春節休暇:1月24日〜1月30日
  2. 特別休暇:1月31日〜2月1日
  3. 休日:2月2日
  4. 事業再開遅延期間(休日扱い):2月3日〜2月9日

上記のように、休暇の種類を分けるのは、休暇の性質によって従業員に支払われる金額が異なるためです。例えば法定休暇(春節期間など)に仕事をする場合は、従業員に通常の300%の残業代として対価を支払わなければならないこととなります。通常の休日であれば200%となります。金額を上げることで従業員の権利を守ろうとしている訳ですね。

休暇の延長を受けて

休暇が延長されたのを受けて、わたしの中国駐在員の知り合いの方々は、日本に一時帰国中ですが、中国渡航を延期する人が多いです。わたしは今のところは延長するつもりはなく、予定どおり2月2日(日)に中国に戻る予定となっています。想像するに、お店はほとんど空いてなく、普段よく使う「外卖(外食デリバリー)」などもあまり使えないのでは…。上海以外の郊外から出稼ぎに来ている人々によって上海は支えられていますが、それがないと逆に不便になってしまいますね…。

また上海に戻ったらどのような様子かお伝えしたいと思っています。

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