来チャイナ-上海

【上海】親が小学生のカバンを持つ

通学時間には親が付き添う

通勤時、上海の街中を歩くと親子連れ(おじいちゃん、おばあちゃん子連れですね)が何組か見かけました。きっと通学時間なのでしょう。

子供らの外見から推測しておそらく小学生と思われます。

親子揃っての通学というのもびっくりですが、何よりも親(おじいちゃん、おばあちゃん)が小学生の鞄を持っていることに驚きました。

小学校にはランドセルでしょう

私が小学生だった頃、もう今から25年以上も前ですが、鞄は当然のように自分で持ち歩いていましたし、学校に必要なものは全て自分で持っていきました。

きっと今もそれは変わらないでしょう…。

ランドセルを持って小学校に向かう、というのが普通の光景です。

まして私の場合、一時期家を引っ越したという事情もあって電車通学をしてたことがありました。

しかしこちらは少し様相が違うようです。

一人っ子政策の影響?

1979年から2015年まで一人っ子政策が実施されていたのは有名な話です。2016年からは1組の夫婦につき子供は二人まで作ることが許されています。今後は二人っ子の制限も廃止されるであろうと思われます。

この一人っ子政策によって一人っ子は「小皇帝」と呼ばれることもあり、兄弟姉妹のいない中で過保護に育てられていると批判されています。

日本人は自立できる人を育てる

日本人は子供が将来自立できる人に育てようとします。大人になったら就職して、一人暮らしをして、結婚して、子供を作って、家を買って…。

中国は少し違います。大人になったら就職するのは当たり前ですが、結婚後は親と共に暮らし、親に孫の世話をしてもらいます。ちなみに中国の男性は(特に上海人)家事全般をやります。料理もやります。女性はあまり家事をしません。ですから中国の男性は大変です笑。女性は仕事に集中ができ、孫も親に見てもらえますので負担は少ないです。

話が少し逸れてしまいましたが、どちらが良い悪いというのはないと思ってます。

日本人の場合、子供は自立して、親元を離れていきます。中国人の場合は、親を大切にして連れ添います。

家族を大切にする中国人もとても素敵だと思います。

とは思いますが、小学校になったらランドセルくらい持とうよ!笑 と今日もツッコミを入れながら通勤します…。

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