【上海】2020年2月18日コロナウイルス現地状況-自宅ドアに「隔離」の貼り紙が
コロナウイルスの影響で今日の行きのバス内も相変わらずガラガラです。大変な情勢の中ですが、これだけ人がいないと逆に世界は平和だなと思ってしまうほどです…。
いつも通り道ゆく人も少ない。
「上海の中でも金山区は特別厳しい」
聞いた話ですが、上海市の中でも「金山区」という地域は特別コロナウイルスに対する取り締まりが厳しいのだとか。金山区は上海市内から少し離れた場所にあります。
なんとある自宅は、以下のような貼り紙をドアに貼られたとか…。
「返沪人员居家隔离中 2月10日-2月23日」と書いてあります。つまり、「上海に外地から人を隔離中」ということです…。現在上海市内に戻ってきた人は基本的には14日間の隔離を命じられます。正確にいうと団地や会社ビルなどから指示されます。でもこれはやりすぎじゃない?笑 まあそれでも徹底しててすごいと思います。
どうやら金山区内でも、地域同士の行き来も規制しているということです。物流もうまくいかないようで、会社によっては商品在庫がなくなってしまうかも…なんて懸念もあるようです。
「会社ビルの取り締まりも厳しくなる一方」
今日私の通う会社ビルに入ろうとすると、警備員が「このQRコードを読み取って、企業名、名前、体温を記入しなさい」と指示してきました。
どうやらこのQRコードから、会社ビルに出入りした人を管理しているようです。昨日はやってなかったのに、急に今日はどうしたの?聞いてみると、毎日ビルに入るたびに登録しないといけない、とのこと。え?これ毎日やるの?本当かな…。
会社ビルのエレベーターの各ボタンの隣には、消毒チェックシートが貼られていました。どうやら1時間ごとにエレベーター内を消毒しているということを確認しているようです。
何だかどんどん取り締まりが厳しくなっているような…。まぁようやく上海も人が動き出したということもあって入念に取り組んでいるのでしょう。本当、すごい徹底ぶりですね。