【上海-2020年】2月20日コロナウイルス現地状況-携帯キャリアがあなたの居場所を証明
新型肺炎の情報は毎日のように、Wechat経由で日本人同士、情報共有をしています。そんな中、本日一番話題となったのが…。なんと携帯キャリアが、自分が今どこにいるのか、または最近まで中国のどこにいたのか、を証明してくれるとのこと。
今、上海市から別の地域に出かけるのが困難な状況です。その逆もしかりです。もし一度上海市を出てしまって、また上海に戻ってくると、基本的に14日間自宅待機(隔離)を命じられます。
では、私自身が本当にずっと上海にいたかどうか、どうやって証明するのか?
そこでできたのが今回のスマホを使った管理方法のようです。なんと、携帯電話番号を携帯キャリアに伝えるだけで、自分が最近中国のどこの場所にいたのか教えてくれます…。すごっ…。
これは聞いた話ですが、スマホの通信状況や通話記録から、私がどこの地域にいたのかを予測しているのだとか。
中国のメインの携帯キャリアは「电信」「联通」「移动」などです。日本でいう「ドコモ」「ソフトバンク」「au」ですね。この携帯キャリアが自分の居場所を証明してくれます。これを使わないとビルに入れない、などの対応も出てきているようです。
検索方法は非常に簡単です。一つ目の方法は、まずこちらのアドレス「https://app.10086.cn/activity/epidemicQuery/index.html」にアクセスします。
次の画面で自分の携帯電話番号を入力します。そしてSMSを送信して、戻ってきた数字を入力するだけ。
すると、次のような画面が出てきます。そこには以下の2点が記載されています。
- 「あなたは15日以内に上海に到着しているか、あるいは通過しています」
- 「あなたは16日-30日以内に上海に到着しているか、あるいは通過しています」
要は、ここに重点地区等「例えば湖北省」、などと記載がある場合は絶対にダメなわけです。
二つ目の方法も簡単で、携帯キャリアにショートメッセージを送信する、という方法です。例えば、私の場合は携帯キャリアは「中国移動(チャイナモバイル)」ですので、「10086」宛に「CXMYD」と記載して、ショートメッセージを送ります。
するとすぐ返事が返ってきて、先のアドレスを送ってきてくれます。そのアドレスにアクセスして、あとは上記手順と同様です。
個人情報は国やら何やらに筒抜けですけど、こういう時は頼もしい。非常に便利に感じます。