【2020年上海】3月7日コロナウイルス現地状況-団地の出入り制限がまだまだ厳しい
先日知り合いの住んでいる団地に行く機会がありました。場所は虹橋空港近くの「闵行区(ミンハン)」というところです。
現在上海では新型肺炎の影響で、団地は人の出入りを制限しています。私の自宅前にも常に警備員が立っていて、体温測定やら出入証カードの提示やらをして団地に出入りしなければなりません。
ということで知り合いの住んでいる団地も入るのもダメななのかな…?と案の定団地の前に行くと、、、やっぱりダメそう…。臨時の赤いテントが立っていて、そこで一人一人体温測定と出入証カードのチェックがされています。チェックしているのは若い女性(大学生?)で、おそらくアルバイトと思われます。
一応受付の女性に、「友達が団地内にいるんで入りたいんですけど」と言っても、やはり出入証カードがないといれてくれないとのこと。ということなので、知り合いの人に門前まで来てもらい、その知り合いの人が持っている余分なカード(知り合いの知り合いのカード)を受け取り、それで入ることができました。
門前には別の赤いテントが立っていて、外食デリバリーサービス(外卖、ワイマイ)の配達物が置かれています。通常ならば、団地内の自宅門前まで届けてくれる超絶便利なサービスなのですが、最近は団地の門前までしか届けてくれません。ちょっと不便ですがやむを得ません。
団地内に入ります。するとある一角で、すごい荷物がばら撒かれていました。ここはどうやら「タオバオ」(日本でいうAmazon)の配達物が届けられているようです。団地が広いということもあり、すごい荷物の物量です!僕の住む団地とはちょっと桁が違います…。
タオバオの配達物も同様に自宅前までの配達は禁止されていますのでここに集められているのでしょう。こうやって柔軟に対応している中国はすごいなと感心します。日本であれば、「荷物を何でこんなところに放り投げるんだよ!」とか色々言われて、問題になりそうなものです。