【2020年6月上海】浦東のモール「タイムズスクエア」は日本人デザイナー佐藤オオキさんが設計してた
先日、浦東にある大きなモール「华润时代广场(タイムズスクエア)」に行きました。大きなモールなのですが1997年に建てられ非常に歴史があります。2018年には改修工事が開始になり、ついに2019年末、あっという間に新しいタイムズスクエアが誕生しました。すごいスピード感です。風の噂で日本人による設計だ、と聞きネットで調べてみると「佐藤オオキ」さんと言う名前が出てきました。この方、なんと「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれているすごい人だった…。
浦東にあるモール、タイムズスクエア。昨年末に改修工事が終わり、心機一転。ですが、僕は以前のタイムズスクエアに入ったことがありません…。なので比べようがないのですが、新しくなったタイムズスクエアの中はとても豪華で驚かされます。言葉で表現するのが難しいので写真をいくつか添付します笑。
中は吹き抜けになっていて開放感があります。全体的に白が基調になっていてゴージャスな雰囲気を漂わせています。吹き抜けにはなっていますが、所々中二階、など自宅で言うと「ロフト」の階がいくつかあり、エスカレータを上り下りするのもワクワクした気持ちになります。
中には日本料理もいくつかあり、また機会があれば行ってみようと思っています。
ただリッチな感じが漂いすぎているせいか、あまり人がいません…。上海では高そうなお店が並ぶデパートはなぜかあまり人が入らない、と言う印象を持っています。例えば上海高島屋とか。撤退は結果しなかったものの、経営は苦しかったのでは?何となく「高そう」な雰囲気があり、足を運びづらい印象があります。中山公園駅にある「龙之梦(ロンジュモン)」と言う大きなモールには多くの人が足を運びますが、全体的に安く、足を運びたくなる雰囲気があります。中国ではあまりゴージャスさは求められていないような気がします。
知り合いから、この建物の設計は日本人がした、と聞いていたのでネットで調べてみました。すると「佐藤オオキ」と言う人の名前が出てきました。全然知らなかったのですが、この方は世界が尊敬する日本人100人に選ばれている方だとか…。デザインオフィス「nendo」の代表取締役とのこと。早稲田の理工卒。しかも首席。すげぇ。
35歳でEDIDAデザイナーオブイヤーを最少年で受賞、とのこと。凄さが分からないくらいすごいですよね。
このタイムズスクエアの入り口には接客用ロボットが待ち受けています。通る人通る人興味津々。
僕も話しかけてみました。ロボットの顔部分がタッチパネルになっていて、「お話」、「写真を撮る」、「道をきく」、「エンターテインメント」、などの選択肢が出てきます。
そのすぐ近くでは受付の人が二人もいたので、「ロボットの意味ないじゃん!」とツッコミを入れそうになりましたが、何でもやってしまうのが中国の良いところ。まだロボットがモールの受付代わりになるのは早そうな気がしますね笑。