来チャイナ-上海

【2021年7月上海】日本では見かけない、赤い車は障害者用の三輪車

障害者用の三輪車

通勤時によく見かける赤い車。これは便利そうです。前々から気になっていましたが、どうやら障害者用の車であるということに最近気づきました。車体に障害者マークが付いています。ということは交通ルールの厳しい上海ではどうやら一般の人は乗ることが出来なさそうです。残念…。

障害者用三輪車のメーカー

「上海鑫福」という上海のメーカー名が車体に書かれています。会社を調べるときによく使う「天眼查」のアプリで調べてみました。このアプリを使って、会社の評点、出資情報、ホームページアドレス、訴訟情報等などを調べることができます。調べてみると評点はなんと78点!70点以上あると結構いいな、という印象を受けます。資本金は2800万元、日本円にして4.5億円、とまずまず大きいです。

障害者用三輪車のメーカーホームページ

ホームページも覗いてみます。赤色だけでなく黄色や緑色の車もあるようです。

車椅子から、バイクのようなものまで色々な種類の三輪車が並んでいます。

中には仮面ライダーに出て来そうな乗り物もあります。

ハーレーダビッドソンのようなバイクも…。

障害者用三輪車の価格は?

ホームページに価格の記載がありませんでした。ネット上にも記載がないか調べてみました。先に紹介した赤い車の価格は分かりませんでしたが、ネットの記載に9,800元というのを見つけました。日本円にして16万円程度。メチャクチャ安い。こういうのは中国のお家芸ですよね。

中国の最大手ネット通販「タオバオ」でも似たものを探してみました。すると6,580元、日本円にして11万円弱で発見しました。「電動」と書いてあるのでガソリン車よりもっと安いのだと思います。

安いのですぐ故障があると思われますが、中国のメンテナンスは安いし素早い。この安さであれば1年使えればいいのかもしれません。

様々な種類の車が存在する中国

僕は電動自転車を持っています。電動自転車と言っても把手を回せば、軽く時速40kmくらいまで出る自転車です。中国には電動バイクもあれば、荷物を運ぶための変わった形をした自転車などもあります。外を歩いていると色々な種類の乗り物があります。

日本ではそもそも電動バイクも認められていません。沢山のニーズがあるはずなのに、車両の種類は限定されています。子供を乗せて坂を登る主婦の方々に対して電動自転車があればそれで十分なのか。先に紹介した、赤い車のような自動車に乗りたい人もいるのでは。せめて電動バイクくらいは日本でも使えるようにして欲しいです。なぜ敢えて苦労ばかりさせるのか… 変な日本。

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