【2022年1月上海】HSK6級合格!合格者の実力、レベルとはどんなものか?
HSK6級合格!
中国に来て現地サラリーマンとして丸5年が経ちました。ようやく、先日受けたHSK6級で6割以上を取ることができました。点数は300点満点中の191点。職場では、優秀なスタッフたちが日本語か英語を話してくれるので中国語を使うことがあまりありません。中国語を日常的にあまり使う機会が少ない中ですが、ようやくここまでこれました…。恐らく日々仕事で中国語を使う人であればもっともっと上達が早いのでしょう。上海にいると、語学ができなくてもなんとか暮らしていけてしまう…。そんな甘やかされた環境ではありますが、とりあえず合格できて安心しました。
合格2ヶ月前には一度不合格
実は今回合格する2ヶ月前に一度HSK6級を受けていましたが不合格でした。点数は300点満点中の169点。試験を受けた日に絶対に不合格だと悟りました。そのため、すぐに2ヶ月先のHSK6級を申し込みました。HSK6級の場合、一度テストを受けるのに何となんと680元(11,560円)もかかります。TOEICが5,725円とのことですので、倍の受験料です。高すぎる!
各大問の配点
HSKの試験では、大きく3つの大問に分かれます。「リスニング」「リーディング」「作文」の三つです。僕の場合、上の写真にもありますように「リスニング」が66点、「リーディング」が68点、「作文」が57点でした。
公式ページで見ることができる「分析」
HSKを申し込んだホームページから、自分の点数が確認できます。このページから「分析」ページを見ることができます。これを開いてみると、今回の受験者の平均点を見ることができます。平均点は「リスニング」が76点、「リーディング」が74.86点、「作文」が70.38点。僕の点数はこの平均点より全部下!平均点高すぎます…。もっと頑張らないと。
HSK6級合格者のレベルとは
HSK6級合格者のレベルはどれくらいのものなのか。以下に数例挙げたいと思います。
・不要な営業電話を受けた時、大体どこから電話が来たのか分かる。例えば、銀行からの営業かぁ…とか、不動産屋さんかぁ、とか。「いりません」、ガチャ、っといつも電話を切ってしまいますが。
・タクシーの運転手さんと普通にたわいもない話ができる
・社内で、スタッフ達が何を話しているか大体分かる
・仕事のメールは概ね理解ができる
・中国のアプリは普通に使える
・社内スタッフと今までは英語で話してたのが、徐々に中国語のほうが楽なのでは?と思い始める
・テレビやラジオの聞き取りはまだまだあまりできてない
・最低限の中国人とのコミュニケーションはできるが、細かいニュアンスを伝えることは難しい
結論を言いますと、HSK6級を合格したからと言って中国語がペラペラであるということはなく、言ってしまえば大したことない気がしています。ここのレベルに到達するには確かに大変でしたが、実際に日常で現地の中国人と話してみると、「僕の中国語レベルなんて全然だなぁ」といつも痛感させられます。
HSK9級制はいつから?
中国語レベルがまだまだな僕ですが、もっと上を目指すべく、引き続きHSKの点数を伸ばしたいと考えています。丁度今年、2022年にHSKが6級制から9級制になるとのこと。いつ変わるのでしょう?
僕がHSK6級を受けたのが2022年1月です。ちなみにすでに次回6級は申込み済みで、2022年4月に受験予定です。HSKの公式ホームページから申し込みをしていますが、依然9級制になりそうな気配がありません。いつもこの公式ホームページを見ているので、流石に見逃すことはないだろう、、と思ってはいますが。