エレベーターボタンは水平、垂直であるべきか
写真はあるビルのエレベーターのボタンです。ようく見てみると水平、垂直が取れていません。ボタン周辺は細かい傷も見られます。
ボタンは通常、押せば明かりがつきますが、反応せず壊れているものもあります。もう1~2年同じ状態が続いています。
日本的な考え方
日本的な考え方の場合、「絶対にボタンは水平・垂直でなければならない」や、「ボタンがつかないのであれば絶対にすぐ直さなければならない」という考え方になります。
中国的な考え方
こちらの人の場合、誰も困っている人がいなければ直しません。ボタンが水平、垂直でなくても誰も困りません。また、ボタンがちゃんと点滅しなくても、ほかのボタンを押せば問題ないので誰も困りません。誰も困る人がいないので、誰も対処しません。
どちらが良い悪いではなく、考え方に大きな違いがあります。日本的な考え方になると、メンテナンスをすぐすることになりますが、それにはお金がかかります。人件費もとても高いです。中国的な考え方になれば、特にお金もかかりませんし、メンテナンスしたところでも人件費は安いです。こういった所から経済的な違いもあることを感じます。