個人的にある申請書類に必要な証明写真の電子ファイルが必要になりました。白壁をバックにスマホで撮る方法もありますが、せっかくなのでちゃんと撮りたいと思い、証明写真を撮ろうと考えました。今回は上海市内で証明写真を撮る方法をお伝えします。

上海の証明写真撮影機

上海では、地下鉄駅の改札外に証明写真機が設置されています。

普段は気にならないのでスルーしていました。今回利用したのは改札外にある「Photo.me」と呼ばれる証明写真機です。この機械は、様々な種類の証明写真を撮影することができます。日本のビザ申請用、中国の証明書用などなど。とてもスムーズに利用でき、価格も40元（日本円で800円）とリーズナブルです。でもこの時代、わざわざ地下鉄まで来て、さらに40元を払ってまでこれを利用する人も少ないのかも。それでも公的な資料のためであればやむなく使わなくてはならないこともあるのでしょう。

証明写真撮影機の利用方法

とりあえず中に入ります。証明写真機に向かい、スクリーンに表示された操作説明に従います。

日本のビザ申請用だの、色々種類があるので戸惑います。僕が撮ったのは3.5㎝×4.5㎝の日本ビザ申請用。写真を撮り終えると、現物の写真が撮影機の外からぽとっと落ちてきます。日本と全く同じです。出てきた写真を見るとしっかり撮れていました。しかもよく見ると下のほうにQRコードがあり、さらによくよく見てみると「電子ファイルをダウンロード」と記載があります。おぉ、これで電子ファイルが手に入る！

証明写真の注意点

さて、WechatでQRコードをスキャンし、電子ファイルをダウンロードします。すると、、、あれ？頭のてっぺんが写ってない…。えぇ。妥協して、この写真でもいいかなとも思いましたが後で撮り直しさせられるのも嫌だと思い再度撮りなおすことに。スーツを着てわざわざ行ったのに、またスーツを準備して後日行くのも嫌だ！と思い、その日のうちにまた地下鉄に撮りに行きました。撮った写真はちゃんと枠内に収まっていたのに、電子ファイルになるとなぜか頭だけ枠外になってしまう…。結局別の種類で、一か八かで撮りなおしたところ無事顔がすべて枠内に収まりました。結局お金も時間も倍かかってしまい一苦労、と思いつつもこの不備な感じも「中国だなぁ～」とほっこりとした気持ちになりました。