【2022年5月上海】48日目の隔離生活、14日間隔離延長の無限ループ
まだまだ続きます、隔離生活。あっという間に48日目に入りました。これだけ厳重に隔離を実施しているにもかかわらず2、3日前に僕の住むアパート内に陽性者が出ました。僕の部屋は206号室なのですが、陽性者は506号室。陽性者が出た途端、チャットにメッセージが入ります。
「すぐ便器や水道管など塞いで!」
ユーティリティの配管経路が同じのようです。一応アルコール消毒を施します。消毒グッズ、実はそれも団地から支給されました。仰々しいオレンジ色の容器、それから黒々とした消毒剤、などが配られました。有難いなと感じる一方で、ばい菌扱いされているような気もして複雑な気持ちです。
同じ団地内に一人でも陽性者が出れば、その日からまた14日間の団地封鎖延長が決まります。おそらく僕の場合は5月16日まで隔離ではないかと思われます。過去14日間陽性者がいない団地は、政策上は解放されるはずですが、実際は解放されないところが多いようです。万が一団地を解放して、陽性者が出てしまったらまた14日間の団地封鎖です。そのリスクを負ってまで団地が解放する決断を行うのも難しいのでしょう。
食べ物は配給の米や野菜などがあるので問題ありません。ただし、デリバリーサービスは引き続き商品が限定的で贅沢はできません。お菓子などあれば気晴らしにもなりますが、全く手に入りません。ただし、幸いなことに団地内に小さなスーパーがあるので、そこでアイスを購入できます。時々食べるアイスに心を救われます。早く自由の身になって好きなものを好きなだけ食べたいです。
配給は僕のアパートでは非常に多いです。葉物が多く、冷蔵庫に入り切りません。せっかくの支給にも関わらず腐らせてしまったものもあり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕のアパートでは配給が非常に多いのですが、別の地域では配給が全然ないというのはよく聞きます。食物の配給を最適化する、というのもなかなか難しいかもしれませんが、困っているところにも配って欲しいものです。
先日、夜21時以降になって目の前のアパートで工事が始まりました。朝起きると、見事に緑の柵が出来上がっていました。より感染対策が厳しくなった気がして、「まだ隔離生活が続くのか」と落ち込みます。
僕の住むアパートを含む4棟も、今までは一本の紙テープで区切られていたのですが、緑の柵が出来上がりました。
こうなると時々アイスを購入していたスーパーに行けなくなるのでは?案の定スーパーはクローズ、アイスが手に入らなくなりました。
最近では団地内で消毒が行われています。白い防護服を身に纏ったスタッフが団地の門前に消毒液を吹きかけます。この時、「ブオーン」と機械からものすごい音が鳴ります。「あぁ、また消毒が始まったんだな」とうんざりします。
毎朝、メガホンの大きな呼びかけで一日が始まります。
「下に降りて核酸検査をしなさい!」
その呼びかけが僕には喧嘩腰に聞こえるのですが、中国人にはそうは聞こえないようです。あんなに大きな声を出されれば、日本だとクレームが入り自粛することになりますが、こっちは全然違います。「遠慮」の欠片もありません。
最近は毎日核酸検査です。すでに28回受けました。ここ2日間は、先に抗原検査キットで検査してから核酸検査を受ける、と厳しさが一層増しました。
最近は食物の支給もさながら、「抗原検査キット」の配布も多いです。すでに30回分は手元に届いています。
最近朝、たまたまデリバリーサービスのアプリを開いてみると、「ホットケーキミックス」を発見。即購入すると、次の日に届きました。
「あぁ、これで美味しいパンが食べられる」
幸い、手元に牛乳と卵があったのでホットケーキ作成に成功。パンが全く手に入らなかったため、喜びもひとしお。長い隔離生活を乗り切るには、こういう些細な幸せを噛みしめていくしかありません。