来チャイナ-上海

【2021年5月広東省-茂名】上海から遠く南方、広東省マオミン市、地方都市の様子

広東省の茂名市(マオミン、と言います)の市街地に行ってきました。新幹線の「茂名(マオミン」駅周辺の割と市街の中心地、道路は比較的整備されています。道路上には上海では見た事のない、「待機場」が用意されています。歩行者用の信号機は「99秒」のカウントダウン、しかも一つの歩道に二つの信号機が設置されているし、互いに時差があります。道路の脇の歩道には上海では見た事のない「電動シェアバイク」が置いてあります。地図を見ながら歩き回っていると気づきました、マオミン市の中心地は日本の京都市のように碁盤の目になっています。道の名前、碁盤の目の中も特徴的で面白い。

上海から遥か南方の広東省の茂名(マオミン)

5月初週のゴールデンウィーク中だからか、街中はひっそり。道路の道幅は比較的広い。道路の脇には並木道のように木々が並ぶ。

横断歩道は上海では見かけない、「薄い緑色」と白線で記載されています。目立つようにか?

横断歩道の脇には「礼让行人」と、「礼儀正しく、通行人に譲りましょう」の記載が。

一つの横断歩道に二つの信号機が。道路の幅が広く、横断歩道を歩くのに時間がかかるからでしょう。上海では見かけたことありません。手前の信号機は青色で99秒からのカウントダウン。奥の信号機は赤色。ちゃんと時間差まで設けています。

歩道には上海では見た事のない「電動シェアバイク」が置いてあります。「アリペイ」、「美团(メイトゥアン)」、「滴滴(ディーディー)」の三種類がメインのよう。「アリペイ」は中国最大手のキャッシュレス決済、「美团」はネットフードデリバリー、「滴滴」はオンライン配車サービスでそれぞれ有名。上海に電動シェアバイクがないのにも理由があり、適材適所、と言う事なのでしょう。

黄色枠内に割と整頓されて置かれています
「アリペイ」のHello Bike 電動版。上海で

使い方は上海にあるシェアバイクと同様、アプリを開いてスキャンするだけ。ちなみに今回利用したのは一回2元(30円)、激安ですね。鍵の開け閉めは必要なく、アプリ上で操作が完結します。充電場所は歩道には設置されていないので、おそらく夜な夜な業者が充電していると思われます…。

電動バイク等、使用する人が多いのか、道路の先頭にはバイク用の「待機場」がある。信号機が赤の時はバイクや自転車がここに並んで行きます。上海だと道も狭く、待機場などあるはずもなく、車、自転車、バイクがメチャクチャに入り乱れます。

地図を見ながら歩き回っていると、どうやらマオミン市は京都市と同じように碁盤の目上になっているよう。

道の名前もよく見てみると、「站北四路」「站北五路」、つまり「新幹線駅の北の4番道路」「新幹線駅の北の5番道路」などと順番に数字が並びます。他にも「官山三路」「官山四路」、「官渡四路」「官渡五路」、などもあります。

各々の碁盤の目の中を見てみると、面白い形をしています。五角形で線対称、その中の道も線対称。

他にも色々です。昔の都市整備の名残りなのでしょう。

ど田舎なのかと思いきや全然そんな事ない。今の時代、中国国内はどこに言ってもある程度レベルも平準化されてますね。

Author

nqj16517@gmail.com
Total post: 327

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です