【上海】上海交通カードをApple Watchで使う!
最近アップルウォッチシリーズ5を購入しました。そういえばこれで電子決済ができるな、と思い設定することにしました。
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AlipayやWechatをアップルウォッチで支払おうか
AlipayやWechatでの支払いが多いので、アップルウォッチで支払ってみようか?と考えては見るのですが今のところそのつもりはありません…。AlipayやWechatの支払いはスマホで済ませた方が早いかなと思うからです。
地下鉄の改札をアップルウォッチで出入りする
ということでAlipayやWechatでの支払いはさておき、上海市内の地下鉄の支払いをアップルウォッチで支払えないかと考えました。
地下鉄の改札の出入りをアップルウォッチで済ませることができれば確かに便利かも…。今までは「上海交通カード」というのをポケットに随時携帯して、地下鉄の改札を出入りしていました。
上海交通カードは日本でいうSuica
最近はもうあまり使わなくなった人も多いかもしれませんが、以前はかなり使われていました。
上海市内の地下鉄やバス、タクシーなどはこの一枚にお金を入金しておけば、このカードをかざすだけ、という優れものです。
日本でいうところのSuicaです。クレジットカードの機能はなく、プリペイドカードです。
私も未だに毎日使用しています。とても便利なカードです。
上海交通カードのすり替え事件
私が上海に来た当初2016年の暮れ以降はあまり聞きませんでしたが、周りの人から人伝で良く聞いた話があります。
タクシーを上海交通カードで支払おうとドライバーにカードを預けると、そのカードを別のすっからかんのカードにバレないようにすり替えお客さんに戻すという手法です。
特に日本人は入金額が多いことが多かったので狙われる人が多かったようです。
最近では上海ではDidiアプリを使った電子決済や、AlipayやWechatで支払うことができます。ですからカードをすり替えられるということは殆どなくなったと思います。周りでそういう話を聞くことがなくなりました。
以前はカードだけでなくお札も偽札にすり替えられることも多かったのですが、この話も全く聞くことがなくなりました。
iPhoneのWalletアプリで地下鉄を出入りすることもできるが…
最近ではiPhoneのWalletアプリで上海の地下鉄の改札を出入りすることができます。
しかし、私の場合iPhone SEと携帯が少々古いのでWalletアプリで支払うことができませんでした…。
個人的にこの小さなサイズが大好きで、今のところスマホの更新を躊躇っています。
Metro大都会アプリを使っても地下鉄に乗れる
最近ではMetro大都会アプリ、というのを使って上海市内の地下鉄を出入りする人が殆どかと思います。
上海では改札機も古いシステムから一斉に刷新されて、あっという間に上海大都会アプリに適応させました。
まずは、Walletアプリに上海交通カードを登録する
まずはiPhoneのWalletアプリに上海交通カードを登録します。
今までiPhone SEを使ってたのでWalletアプリが使えなかったので何も登録してませんでしたが、アップルウォッチを購入してようやくこのアプリを使用する機会ができました。
と、Walletアプリを開いて登録しようとするも…。
登録の方法がよく分かりません。といいますか、表示されるはずの「上海交通カード」が出てきません!
「地域」を「中国本土」に変更しなければならない
実はiPhoneの設定を変更しなければなりません。iPhoneの設定が「日本」になっていたので、これが原因で使用できませんでした。
設定を変更するには設定アプリを開き、「一般」を選択します。
それから「日付と時刻」をタップします。
そして最後に「地域」をタップして、「中国本土」を選択します。これを選択すると言語が全部中国語になっちゃう?とか、再起動が必要なのかな?とか心配しましたが、言語もちゃんと日本語で使用できますし、再起動もする必要もなく、今のところ何の問題もありません。
その後Walletアプリを再度開いて、Walletにカードを追加をタップすると出てきました!
今まで表示されていなかった「上海交通カード」が出てきます。
最初上海交通カードを選択して進んでいくと、途中から中国の銀聯カード(銀行カード)の登録をすることを迫られます。
私は中国に銀行カードを持っていますのですぐに登録が完了しました。
日本の銀聯のクレジットカードを持っているのでこちらの支払いできるかも調べてみようと思いますが、おそらく無理でしょう…。
無事銀聯カードの登録が済むと、上海交通カードの登録に進みます。
手続きを進めると入金画面に進みます。どうやら通常の上海交通カードと同じく20元のデポジットを支払う必要があるようです。
ですから、50元を最初に入金したい場合は70元を支払わなければなりません。
ということで登録した銀聯カード経由で指紋認証を使って支払いが完了しました。
支払いが完了するとアップルウォッチに追加するか聞かれますので、追加します。するとアップルウォッチのWalletに無事上海交通カードが表示されます。
あとは地下鉄を通る時にこれを表示させてかざすだけ!
Metro大都会アプリよりも交通カードの方が反応が良い
私がMetro大都会アプリではなく、未だに上海交通カードを使っている理由が、Metro大都会アプリの改札での読み取りが非常に鈍いからです。
上海交通カードの反応はとても良いです。
ということでアップルウォッチの反応はどうか…と使ってみると、めちゃめちゃいいです…。良かった…。反応鈍かったら使わないと思ってましたがどうやら良さそうです。
ただ、左手にアップルウォッチをつけているのでちょっと手を伸ばして改札にかざさないといけないのがカッコ悪い。右手か左手か、迷うなぁ。
まぁそれはさておき、これでまた財布からカードが一つ減りそうです。
便利だなぁ上海。