【上海】2020年2月17日コロナウイルス現地状況-ようやく営業再開も不便が多い
「オフィス内は空調が効かずクソ寒い、お店も空いていない」
上海市では2月9日まで民間企業の営業は基本的には禁止されていました。しかしその後コロナウイルスの影響によって、2月10日(月)からの週も在宅勤務とする企業が殆どでした。そして、ようやく17日(月)になって、私の働いている会社もようやく営業開始となりました。
長い間自宅にいると体もなまって、逆に体調が悪くなりそうでしたので、仕事が始められて良かったです。生活も規則正しくなりますし…。
行きのバス内はまだ殆ど人がいませんでした。道も空いてましたし、まだまだいつも通りの上海、というわけにはいかないようです。
会社ビルに到着。入り口から入ろうとすると、「裏から入れ」とのこと。何やら登録が必要なようです。裏に回ると、受付の人が待ち構えています。ここで「出入証」というものを発行してくれるようです。
まず会社名を聞かれます。そのあと名前を伝えると、「身分証出しなさい」と言われます。ちょうどパスポート持っていたので良かった。パスポートを差し出します。すると受付員が手元に予め準備していた会社名簿を取りだし、私のパスポートと照らし合わせました。
ん?なんで会社の名簿があるんだ?あ、そういえば先々週に、会社の情報を会社ビルに教えてたんだ(うちの会社の人事が取りまとめてました)。名簿をよく見てみるとちゃんといつ上海に入国したのかも記載されてました。2月2日に上海に入国してましたので、14日間の隔離期間は過ぎています。ということで無事「出入証」を受け取ることに成功しました。
この出入証さえあれば会社ビルの出入りはできるようになります。逆にこれがないと会社ビルには入れないということになります。
さて、オフィス内に入り通常業務開始。寒いなぁ〜、と思い空調を見るもついていない…。聞いてはいましたが、本当に空調が止められています。ということでめちゃめちゃ寒い中1日をオフィス内で過ごしました。逆に風邪にならないか心配なくらいです…。
帰りには、いつもなら仕事終わりに行くはずのご飯屋さん、ジムやカフェが空いておらず超不便。しょうがない、と思いつつ帰路に着くことに。
会社はフレックスタイム制になりました。公共機関での他人との接触を極力減らすためです。
まだまだ通常通りとはいかない上海ですね。