来チャイナ-上海

【2020年上海】3月11日コロナウイルス現地状況-臨時宿泊登記書に関する注意喚起

新型肺炎の影響で14日間の隔離政策などが話題となる今日この頃ですが…。ここに来て臨時宿泊登記書の管理強化がなされているとのこと。この臨時宿泊登記書は中国駐在員お馴染みのもので、中国の自宅が決まったと同時にこの登記書を届け出る人も多いかと思います。

今までは一応中国での決まり事ということで駐在員だったらとりあえず届け出ておく、くらいにしか考えていませんでしたが、14日間隔離など人の出入りを管理している最中、この臨時宿泊登記書の届出に対しても取り締まりが急に厳しくなったとか。

しかも今日在上海日本国領事館から「臨時宿泊登記書に関する注意喚起」なんていうタイトルの文書が回ってきました。

中国の法律では、外国人が中国に入ってホテル等以外の施設に宿泊する場合は、24時間以内に臨時宿泊登記書を届け出ないといけないとのこと。つまり旅行者など、ホテルに宿泊する人は届け出なくても良いが、居留許可証を持って中国に住む駐在員等に関してはこの登記書の届出が必要ということ。しかも中国に入って24時間以内…。

ではどうやって届け出るのか?

方法は2つあります。一つは居住地域最寄の交番に行くこと。もう一つはオンラインでの申請。パソコンもしくはスマホで登録ができます。もちろんオンラインでやるのが簡単です。15分あれば登録できるのでは?

パソコンで申請してみました。まずこちらのURLにアクセスします。すると以下のようなページがでます。

いきなり最初のページ上に「日本などの国から上海に渡航される人は14日間の隔離を実施します」と書いてあります…。なんだか怖い…。5秒程度するとこの文言が消えサインアップするページに変わります。まずはこのページの「SIGN UP」へ。

登録のメールアドレスとパスワードを記入するだけで登録完了。

またサインアップ画面に戻るので、メールアドレス、パスワードとセキュリティコードを記入して「SIGN IN」します。マイページにログインします。

英語表記になっていますのでとりあえず×を。

右上の言語切り替えで日本語を選択。

「選択してください」の中から「外国旅券」を選択。

まずは旅券情報。ここではJPEG形式でパスポートのページをアップロードします。iphoneのカメラで撮ったのをアップしました。PDFファイルはダメです。アップロードに成功すると写真が自動的に名前等を認識して、画面に自動的に記入されます。「出身地」だけは自分で記入します。

次に正面写真。iphoneで撮った自撮りをアップロードしました。

その後は宿泊先情報です。「宿泊先の住所」の枠内をクリックします。するとマップ画面に遷移します。

上方に「キーワードを入力」のバーがありますので自分の住所を検索します。

私の場合「上海市浦東新区南泉路」が住所です。わざわざ「Shanghai Pudong New Area」から入力しなくても大丈夫です。途中の「南泉路(Nanquan Road)」を入力すると色々候補が出てきます。青いマークがいくつか出てきますので自分の住所付近の青マークを選択すると自動的に元の画面に戻ります。

すると自動で「宿泊先の住所」の枠内に地区が入力されます。

あとは残りを埋めれば問題ありません。入居予定日だけは、ちゃんと上海入りした日にちを入れるようにします。ちなみに「詳細住所」の枠は全て数字しか記入できないようになっています。この住所がしっかりしていないと届出ができません。

実は私の場合このマップ内に自分の住所が出てこずうまくいきませんでした。私の住んでいる場所はなぜか色々な呼び名が付いているようです…。いくつかあるうちの一つを入力するとちゃんと申請に成功することができました。もうちょっとシステムがしっかりしてくれればな…。

最後に「提出」を押して終了です。成功した場合は「提出に成功しました」と出ます。私は何回も失敗しました…。諦めずにやればいつか成功します。

登録できたら、マイページの情報の「履歴」から確認できます。

「審査が通りました」というところをクリックすると、プレビュー、メールに送信する、リンクを共有する、など選択できます。「プレビュー」を選択するとちゃんとPDFで登記書が表示されます。いやぁこれは便利!

以前はこの届け出は必ず交番に出向かなくてはならないということでしたが、最近オンラインで登録ができるようになったようです。いやぁ便利。

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