【2020年10月上海】またまたローカル病院へ、日本語が通じる安心感が半端じゃない
先日初めてローカルの総合病院に行ったばかりですが、また行くことに…。鼻にデキモノができてしまったので心配になって行くことにしました。前回の反省点を生かし、次は日本語の通じる病院に行くことに。知り合いから教えてもらった浦南医院へ。「国際医療部」と言うのがあり、電話から何から何まで日本語が通じます。この安心感は半端じゃない…。でもやっぱり医療費はかなり高額なのかなぁ。
浦東にある浦南医院にまずは事前に電話。恐る恐る電話してみると、流暢な日本語対応で意表を突かれる。助かったぁと思いその日の午後に早速予約することに。無事予約できたので向かいます。
外観は立派な病院。早速中に入ろうとしますが、最近よくある携帯での登録。入り口にあるQRコードをスキャン、飛んだ先のページで身分証明をします。
どうやら外国人は登録できないよう…。これもあるあるです。
受付の兄ちゃんに登録できない旨を伝え、外国人と分かると中に通してもらえました。そしてそのまま別の案内人が病院内を案内してくれます。
ずっと奥のエレベーターにまで通してくれます。
エレベーター脇の看板はしっかり日本語になっています。
あぁ日本人が結構来るんだなぁ。案内人の人はここまでで、11Fまで上がるように指示されます。どうもありがとう。
11Fまで上がると、シーンと静まり返り、ドアが目の前に立ちはだかります。
鍵がかかっており、呼び出しボタンを押します。しばらくすると看護師さんが来られて案内してくれます。ここもまた日本語対応。すごい…。日本人対応ばっちしですね。
再度紙に署名させられます。コロナに関する告知、承諾書です。
その後部屋に案内してもらえます。お客さん全然いない汗。僕だけ?笑
ベッドが二つある小綺麗な部屋に通してくれます。
待てど待てど来ませんが、15分程度してようやくお医者さんが来てくれました。
日本語で「鼻にデキモノができて心配なんですけどぉ」。お医者さんは初老の男性でしたが、日本語ベラベラ…。日本人かと思いました。あぁこれは安心。こう言う時って言葉が通じないと辛い。以前行ったローカルの病院では何言ってるかほとんど分かりませんでしたので。
無事診察が終わると、隣の待合室に通してくれます。お薬を準備してもらうため待ちます。
これまた小綺麗な部屋。キャッシュレス対応の自販機、トイレ、ソファーなどなど。
トイレの中にはシャワー室まで。
トイレはウォッシュレス!おぉ。
壁には日本の外務大臣からの表彰状が。あぁここは日本人御用達の病院なんだ。知らなかった。「平成30年」って書いてますからそんなに昔の話じゃないですね。
日本語のパンフレット等も。
ソファーの脇には日本語の子供用童話、雑誌なども準備されています。
待合室の一角には元サッカー日本女子代表の荒川恵理子さんからの感謝状が!「浦南医院の皆様へ」と書かれており、みずほ銀行からの感謝状も右下の額縁に添えられています。2007年って書いてますね。
そうこうしているうちに看護師さんが薬を持ってきてくれました。抗生物質と漢方。
以前ローカルの病院に行った時も「漢方」をもらいました。今回も「漢方」。日本人的にはお医者さんに行って漢方をもらうとちょっと不思議な感じがします。漢方って本当に効くの!?なんて思ってしまうのですが、中国では薬と同様に認められたものなのでしょう。
さて、気になるお値段は…、1,334元!20,000円!た、高い…。と思いましたけど正直3万円くらいするかなって思ってたので逆にホッとしてしまいました。医療費の高さにはもう前から覚悟はできてましたので。
内訳をみると初診料が500元、日本円にして8,000円程度。これが結構高いですね。あぁ保険に入ってれば7,000円程度で済むのになぁ。まぁしょうがない、と思うようにしてます。
お支払いはもちろんキャッシュレス、「アリペイ」で。いやぁ本当便利。携帯で支払いを済ませます。あとは帰るだけ。特に案内もされず勝手に一人で帰ります。この自由さが本当好き。日本だったら帰りまで頭下げられそうなので気使います。無事鼻の出来物も治ったので良かったです。助かりました。