【2020年10月上海】待望のiPhone 12を購入!早速5Gを体験
上海の「陆家嘴(ルージャーズイ)」のアップルストアに出向いて商品を購入するのはこれで3回目。もう慣れたものです。そして今回は待望のiPhone12を買いに行くことに!今年3月にはiPhone Se 2 を購入したばかりですが、「5G」を体感したく思い切って購入することに。お財布が痛むけどしょうがない。日本版iPhone12との比較もしていきます。
本ブログでも何度か紹介しましたが、浦東にあるアップルストアは、上海のシンボルの一つである「东方明珠」という派手な色したタワーの近くにあります。
発売日当日のお昼時、う〜ん、外から見るとそんなに混んでなさそうに見える。
とりあえず中へ、螺旋階段を下っていきます。
中に入ってみるとすごい人。コロナウイルスの不景気はどこへやら…。バブル中国は健在のように思えます。
まずはそこら辺のスタッフに聞いてみます。「iPhone12欲しいんだけど」。最初に当たった人が悪かったのか、僕の中国語の発音が悪かったのか、「予約ないと今日は売り切れてるから手に入らないよ」と言われる。え?まじ、そんなに売れてるの。いや、そんなはずはないだろう、と別の店員さんに聞くと、「iPhone12 pro」は予約しないといけないけど、「iPhone12」であれば並べば買えますよ、とのこと。良かったぁ…。とりあえず列に並びます。
今年3月にiPhone SE2 を発売日に購入しに来た時と比べるとやはり列は長かったです。店内にいる人の数も多い気がします。
列に並んでいるとスタッフさんが話しかけてきます。手元の機械で事前に予約を入れているよう。購入したいiPhoneの機種や名前、電話番号など聞かれます。この時点で何を買うのか決めておかなければなりません。僕は心の中で「iPhone 12の緑色」と決めていたのでスタッフに伝えます。個人情報等を伝えるとまた並びます。
ついに自分の番になり購入に成功。お店の中に入ったのがお昼の 12時、出たのが 12時30分。列に並んだ時間は長いなぁと感じましたが、1時間もかからず出てこられました。
今回購入したのがiPhone12 128GB 緑色です。税込で6,799元。日本円にして10万6千円。日本で購入すると10万円。%で表すと6%も違うのかぁ。まぁ為替で変わるので別に気にしません。
今回気になったのが5Gの「ミリ波」に対応しているのかどうか。日本のiPhoneは全部5Gの「サブ6」のみの対応。中国のサイトを確認すると…。あ、日本と同じ「sub-6」との記載。残念ながら中国版iPhone12も「サブ6」までの対応。
あと気になるのはデュアルSIM。日本版はeSIMに対応。中国版を見ると…、eSIMの対応なし。デュアルSIMですが、物理SIMのみの対応。何だか中国ではeSIMが流行らないようです。まぁいまのところ物理SIMで十分なので気にしません。
さて、日本では「5G」が東京ですら全然使えない状況のようですが、上海は進んでいます。中国のキャリア大手「中国移動」を使っていますが、こちらのアプリで「5G」の使用可能箇所を検索できます。ちょっと覗いてみると上海はもうすでに結構な範囲で「5G」を使えるようです。以下の地図の緑色箇所が使用できる範囲です。
当然のように僕の会社、自宅もカバーされています。いやいや、そんなこと言いながらまだまだあんまり電波拾わないんでしょう?と思いながら、早速SIMカードを入れてみると…。おぉ!繋がった、「5G」!
ちなみに中国の「5G」の料金は激安。僕が使っているのは168元(2,600円)。これで月30GB、450分の国内通話が可能。しかもこのSIMカードは以前から使っている4GのSIMカードをそのまま使っています。ただアプリ内でプランを変更しただけです。日本のように面倒なところは一切ありません。
ここ数日上海市内で使っていますが、結構な確率で「5G」につながります。まだまだこれからなのでしょうが上海は日本の先を行ってますよ!日本も負けてられないですね。