【2020年12月上海】孔子を祀る霊廟、「上海文庙」というお寺に癒される
上海文庙というお寺に行ってきました。行った時は全然知りませんでしたが、「文庙」とは「孔子廟」といって、孔子を祀っている霊廟だとのこと。上海の人はあまり興味ないようで、人は閑散としており、ゆったりとした時間が流れます。10元の入場料で30分程度の時間潰し。のどかで静かな時を過ごせます。
上海文庙という、儒教のお寺。人は多くはありませんが、上海の中心地にあります。
日本人からすれば仏教のお寺、というとピンと来るのですが儒教のお寺というのは全然分かりません…。(僕が興味ないから?)
日本にも儒教のお寺というのはありますが、有名なのは東京都の「湯島聖堂」とのこと。そしてさすが貿易の地として有名な長崎。ここにも「孔子廟」があるとのこと。仏教以前に日本に入ってきた儒教ですから、そりゃありますよね。
入り口近くには立派な石碑が。「上海市文物保護団体」と書かれてます。良くわかりませんが、上海市のものなのでしょう。大事にされてます。
入り口も立派な門。「擩星門」?何でしょうこれは?儒教の「儒」の字でもないし…。直訳すると「星を放り込む門」。良く分からない。
大人は1人10元(150円)。安い。
受付の人の顔が分からないし、怖い笑。
中の地図はこのような感じ。
さて中に入ります。
静か…。
お寺の後方には環球金融中心(森ビル、世界第3位の高さ)が見えます。新旧のミスマッチがいいですね。
ちょっと進むと「大成殿」が。孔子の像もあります。熱心な人は線香を手に拝みます。
日本のお寺にあるような、絵馬の奉納場所のようなところもあります。
人も少ないし静かです。癒されます。
「大成殿」を離れ、奥へ進むと古い図書が飾ってあります。
元々は市立図書館だったようで、文革で一時破壊され、1983年以降に再建されたとのこと。毎週日曜には古本市が開かれているとか。こういう歴史もあって古い図書が並んでいるんですね。
とても気持ちのいい場所でした。たまには人混みから離れてこういうところもいいですね。