【2020年4月上海】中国版Apple Musicは月額150円、内容が日本版と異なる
普段からiPhoneを好んで使っているわけですが、中国では使えないアプリが多く存在します。例えば、グーグル、フェイスブック、ツイッターなどなど…、あげればキリがないです。僕の感覚で言うと、基本的にアクセス数の多い世界的なアプリは中国では検閲にかけられて使えないのではないかと思います。
同じiPhoneを使っていても、中身の設定を「日本」にするか、「中国」にするかで使い勝手が全然異なります。僕の言う「日本」にするか「中国」にするかと言うのは「日本のApple ID」にするか「中国のApple ID」にするかです。Apple IDが日本で作成されたか、中国で作成されたかでiPhoneの中身も大きく変化します。
その中でも面白いなと思ったのがiPhoneのデフォルトアプリである「Apple Music」です。先日初めて中国のApple IDを使ってApple Musicに登録してみたのですが、全然違います!びっくりでした。
中国のApple IDの作成方法はここでは省きます。中国の携帯電話番号が必要です。確かではありませんが、Apple Musicの月額の支払いをしなければなりませんので、中国の銀行口座が必要になるかと思います。正直この時点でハードルは高いですよね…。僕の場合は携帯電話も中国の銀行口座もありますので何も不便はないのですが。
中国のApple Musicの価格は、、、何と月額10元!日本円にして150円程度…。何でこんな安いんだ!?日本とかアメリカとかは馬鹿みたいに高いですね。しかも中国でも最初の3ヶ月は無料試用期間とのこと。めっちゃいい。
ちなみにですが、Apple Musicに関わらず日本のApple IDと中国のApple IDはiPhone上ですぐに切り替えができます。僕はしょっちゅうIDの切り替えをしています。IDを切り替えると、それに応じて自動でApple Musicの中身も変わります。
さて、Apple IDを中国に切り替えて、Apple Musicのアプリを使ってみました。まずは僕の大好きなミスチルを探します。検索に「ミスターチルドレン」と日本語で打ってみます。すると…。
ミスチルがない!!!桑田佳祐とのコラボ曲「奇跡の地球」だけ…。あ、そうか英語表記にすれば間違い無いだろう。検索欄に「Mr.Children」と記載します。
お?やっぱりあるじゃ〜ん!と思いタップしてみると…。
えぇ、、、やっぱり「奇跡の地球」だけ。なるほど〜、Apple Musicに入ってる曲自体が日本版と全然違うわけですね。てっきりApple Musicの曲って世界どこでも一緒かと思ってた。でも、確かに良く考えてみれば国によって曲が違うのは当然ですよね…。
それにしても「奇跡の地球」を「Kiseki no Hoshi」って記載しないで欲しい。笑 一瞬何のことだか分からない!どうやら中国版Apple Musicでは日本語表記に対応していない曲があるようです。
続いて最近はまっている「米津玄師」を検索してみます。去年まで使っていた日本版Apple Musicには米津玄師は入ってなかったので、「どうせ入っていないだろう〜」と思って検索してみると、、、え?ある!!!
しかもほとんどの曲があります。これは嬉しい!例によって日本語の曲名がローマ字表記だったり、英訳されてたりと訳わかりませんが…。これはかなりマイナス点ですね。まぁしょうがないです。
続いて「Official髭男dism」。これも無事入ってました。よかったぁ。
これはいくつかの曲はなぜかちゃんと日本語での記名になってる。思うに、、、中国人に人気のある曲は、ちゃんと中国人にも分かるような表記になってる気がします。「米津玄師」の「Lemon」は上海でも時々流れてます。結構人気あるのかも。だから中国人にも分かるようにしてあるのかな?
曲名やアーティスト名がローマ字表記になっていたり、英語表記になっていたりするため、正直、検索するのが少し難しいと言う印象です。ですが、月額10元(150円)と言うのを考えれば文句もなくなります笑。
しばらく使ってみて良さそうであればこれをデフォルトで使用したいですね。