【2020年6月上海】上海フランス租界を歩く、第一回中共大会の記念館を通る
6月25日は端午節、中国では珍しい三連休(25日から27日まで)。31度のうだる様な暑さの中、上海フランス租界をゆるく散歩。新天地駅から北に歩いて、黄陂南路駅に向かいます。道中には平安な公園、そして中国共産党第一次全国代表大会記念館を通ります。多くの人で賑わっています。
新天地駅を降ります。31度とうだる様な暑さ…。幸い曇りと晴れを行き来する天気の様なので散歩はできます。
さあ散歩しようと思った矢先、せっかくの綺麗な歩道にウンチがあって出鼻を挫かれる!笑
駅を降りて北の道へ。綺麗な並木道が日差しをブロックしてくれます。小綺麗なお店が並びますが、そのお店の上の階は昔ながら。新旧が入り混じってます。
道沿いに大韓民国臨時政府の跡地?が。気になりますがスルー。
少し歩くと公園が。「太平橋公園」です。
入り口には中国らしくデカデカと「不忘初心牢记使命」とあります。多分、「初心を忘れず、使命を思い出しなさい」みたいな意味。こういう中国っぽい感じの漢字が並ぶと共産党が絡んでいます。
公園の中を歩くと、下には年号と中国国内の地名が記載されている。
1925年上海、2012年北京、2017年北京…、と書かれていますが、調べてみるとこれらは中国共産党全国代表大会の開催都市の様です。
公園の中を入っていくと、何やら工事中。この公園、「中国共産党第一次全国代表大会記念館」の真前にありますから、さぞすごい建物ができるのでしょう…。
公園の向かいには中国共産党第一次全国代表大会記念館があります。この中共党大会は第一回が1921年、以後5年に1回のペースで開催されています。
この記念館は李漢俊、の自宅とのこと。1921年7月23日午後8時にこの高級住宅で第一回の中共大会が開催されたとのこと。当時等の代表者は13名、平均年齢27.8歳。李漢俊はこの大会の代表者だったんですね。あらっ、なんと李漢俊は東大出身…。その他にも京大出身者、早稲田出身者もいました。日本の影響もかなりあったんですね。
中に入ってみようと思いましたがどうやら満員とのこと。残念ながら入れず。
その高級自宅の隣には観光地「新天地」があります。多くの人で賑わっています。
テラスで食べたり、飲んだりできるので、夏の夜涼しい時間帯に来ると気持ちいいかもしれません。
「新天地」を抜けてしばらく歩くと「淮海公园」という公園があります。厳戒な扉で塞がれていますが、自由に行き来できます。
こちらの公園も入るとすぐ目の前に「社会主義」、「自由」、「平等」などと謳われています。つまり共産党ですね。とても静かでゆったりとした空気が流れています。
新聞閲覧エリアもあります。こういう閲覧エリアは上海市内に結構見かけます。
覗いてみると「新华社」の新聞が。やはりトップニュースには「习近平(習近平)」さんの名前が。習近平さんも毎日トップニュースの頭に上げられて大変ですね…。
ちなみにこの「新华社」ですが、1931年にできた共産党の宣伝のために作られたメディアとのことです。
公園内には運動している人もいます。健康第一!
公園を出て、ちょっと歩きます。
今まで見たことがなかった上海の消防署が!そういえば上海に来て初めて見ました(笑)。今まで興味がなかったからスルーしてただけかもしれませんが。
日本の消防署と違って、なんだか趣のある感じ。古い建物をそのまま使っているのでしょうか。
そういえば中国の消防車の鳴らしてる音って日本と同じだなぁ。消防車の音って世界共通なのかな?
少し歩くと「香港広場」。まず目につくのが「COACH」という言葉。うわぁなんか雰囲気、何もかも高そうな広場。とりあえずスルー…笑。
あれ、看板に日本語で「平成屋」。上海でちょっと前に流行った居酒屋。ドラマで紹介されたのかな?この看板と「COACH」の不釣り合いが面白い。
そのすぐ隣には「Appleストア」があります。僕の大好きなアップル製品が並びます。お金ないのでまた今度買いにきます。
またまたその隣へ。どでかい「K11」と書かれたビル。何だか高級そう。一回にスタバがあるのでそこに行って休憩。
疲れを取るべく果物とアイスコーヒーを。暑い中のお散歩でした。