【2020年6月上海】6日コロナウイルス現地状況-8日から日本便が1便増加か?ビザ発給も拡大
2020年6月4日に中国の民航局から国際旅客便に関する通知が発布されました!これによって6月8日(月)から国際便が「1週間に2便までの運行」が認められることとなりそう。今までは各航空会社には「1週間に1便までの運行」のみでした。ただし、運行便に感染者が一定数乗客していた際は罰として運行停止する、などの厳しい罰則もあるようです…。一方、ビジネス目的の日本人の入国が加速されるだろうという噂も耳にします。既に武漢や広州などでは、政治が働いて入国している日本人が多くいます。中国は今日本人のビジネスマンを求めている人が多いです。早く中国入国の規制が緩和されるのを願っています…。
2020年3月12日に発表されていた中国民航客の発表では、外国の航空会社が運営する国際便は「1週間に1便までの運行」ということになっていました。今回の6月4日の民航客からの通知も基本的には同じですが、「奨励措置」と「ブレーカー措置」というのが加えられています。以下は通知の原文です。
以下の写真は人民日報の資料です。
写真のピンク色部分に「奖励」と書かれていますが、これが奨励措置。何が書いてあるかと言うと、旅客が核酸検査の結果陽性0人であった場合、かつそれが連続して3週間であった場合、「1週間に2便までの運行」に便を増やせる、ということです。つまり感染者数がいない航空便を奨励します、と言うことですね。
写真の青色部分が「ブレーカー措置」です。こちらは罰則のようなものです。核酸検査の結果、5人以上いた場合、航空便は1週間運行停止となってしまいます。また、10人以上いた場合は4週間も運行停止になってしまうのだとか…。厳しい!ちなみに運行停止期間が終わると、また「1週間に1便まで」から再スタートになるとのことです。
一方で2020年5月27日には日本人駐在員140名が武漢市に戻ったとのニュースもありました。戻ってから14日間隔離されてから仕事に復帰するとのこと。
2020年6月3日の共同通信の情報では日本人へのビザ発給を拡大させていて、既に上海市や広東省ではビザを出していることが判明。
僕の仕事の関係でも、日本人の管理者や技術者が来れずに、プロジェクトが進まない、と言うことがかなりあり悪影響を及ぼしています。世界ではまだまだ日本人の力が必要とされています!早く良くなることを願っています。