【2021年6月上海】中国人との結婚、結納金はどれくらいなのか?
僕は独身な訳ですが、中国人女性と結婚したらどうなるのか?「中国では結婚するときに家と車がないと結婚できない」というのはよく聞きます。日本では結婚と言っても、「お金」についてはそれほど重視されず、「夫婦揃って一緒に頑張っていきましょう」という気持ちが強いと(僕は)、そう思っていたのですが、中国ではどうやらそういうわけには行かなそうです。中国ではどうしても「お金」という現実的なものが背後に見え隠れする気がしています。中国のサイトで「結納金ランキング」なるものがあったのでご紹介します。
中国にテンセントというとてつもなく大きい会社がありますが、テンセントの運営するサイト「腾讯网(テンセントネット)」がありますが、ここに「2021年中国結婚プレゼントランキング」の記載があります。
まずは家や車などのプレゼント費用を含んだ「2021年中国結婚プレゼントランキング」!いくつか「呼び名」がついていて、分類がなされているようです。以下に4つ挙げます。
一番は「百万元大礼」と言われるようです。「百万元の大きいなプレゼント」といった感じでしょうか。これは「上海」のようです。上海に住んでいる人間としては、「まぁそうだろうなぁ」という感じです。
上海の女性には10万元(160万円)以上を支払った上、何百万元(100万元で1,600万円)もの価値のある「家」をあげる。実際こういう話はよく聞きます。お金も家も持ってる上海人は本当に豊です。ただし、これが足枷になって結婚できない男性が続出。そんなにお金持ってる人そう簡単に探せる訳ないですもんね笑。というわけで問題になっているわけですね。上海の次には「天津」もこの「百万元大礼」の中に入るそうです。意外…。
次が「贈送50万元」。「50万元(800万円)を贈る」という意味ですね笑。中国東北三省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)と江西と青海がここに入るようです。こちらも「家」を女性にあげなくてはならないとのこと。それ以外にも3万元〜6万元(50万円〜100万円)が必要。
三つ目は「贈送10万元」。「10万元(160万円)を贈る」という意味。湖南省、浙江省の女性には10万元(160万円)程度が必要とのこと。
最後に「几万元的礼物」、これは「数十万円程度のプレゼント」という意味。
ちなみに「重慶」の女性と結婚するときは「0円」なんだとか笑。
そして下の地図が「2021全国各地結婚彩礼地図」。各省に平均結納金の記載があります。本当かどうかは別として面白い!
上海が18万元(290万円)で、国内一位かと思いきや違うみたいです。一番高いのは「江西」で38万元(610万円)。高すぎる笑。そして北京は意外や意外3万元!日本円にして50万円。以下に記載しますが、これには訳があるようです。
とまあ、この高額な結納金等の問題によって独身男性が超多い中国。結婚できる訳ないやろ!と思っていたらようやく国が動きました。2021年1月1日から「高価な贈り物をする、或いは婚姻による財産取得、を禁止する」と法律で明確に規定され施行されました。ちなみにこれは、結婚時の結納金を完全に禁じるということではないようです。なるほど、それでお膝元の北京は結納金の金額が少ないのか。
現在中国には2.4億人の独身がいるとのこと。簡単には言えませんが「一人っ子政策」なんかも影響してるのでしょう。2016年に一人っ子政策は廃止、2人目OKとなりましたがあまり効果はなく…。昨年には三人目を持つのもOKとなりました。経済成長がすごく、豊な国になった一方で問題は山積みのようです。