【2022年2月上海】ずっと受けられなかった三回目のワクチン接種、ようやく完了!
ようやくコロナワクチン接種の三回目が受けられるようになりました。早速予約して受けに行きました。無事接種完了しました!
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ずっと受けられなかった三回目のワクチン接種
上海市では、外国人は三回目のワクチン接種がずっと受けられない状況が続いていました。中国人については昨年の11月頃からでしたでしょうか、既に三回目の接種が進められていました。「外国人はなぜまだ受けられないのだろう、後回しなのかなぁ…」と思って、気になって問い合わせもしたことがありました。問い合わせ先の返答は、「まだはっきりとしていないから受付出ません」とのこと。ちなみに、知り合いの日本人で、上海ではなく天津に住んでいる人は12月頃から三回目の接種を受けている人がいました。「はっきりとしていないから」というのはこういうことか、と納得しました。住んでいる場所、問い合わせ先、問い合わせ先担当、によって方針が異なることがあります。中国ではよくあることです。
僕が前回の一、二回目のワクチン接種を受けたのは2021年の4月でした。既に一年弱の時間が経過しましたが、効果の程は如何に…。ワクチンの効力は半年と聞いていましたし、中国製ワクチンはあまり効果がないとの噂が至る所で流れています。それでも接種しないよりはマシか、と思いながらも早速三回目のワクチン接種を予約します。
三回目のワクチン接種の通知
日本人の友人や会社の同僚など、様々な方面からWechat経由で三回目のワクチン接種が受けられる情報を受け取りました。こう言った重要な情報はすぐにWechatのメッセージで回ってきます。
通知のよれば1月26日からワクチン接種が受けられる、そして前日の25日20時から予約もできるとのこと。
アプリを使ってワクチン接種の予約
26日の午前に「健康雲(ジエンカンユン)」というアプリを開いて予約をします。前回のワクチン接種にも使ったアプリです。システム上、どうやら一、二回目にワクチン接種をしたことが前提で、今回の予約はそれに紐付けがされています。今回の三回目のワクチン接種は一、二回目の続きですよ、と言うことがシステム上管理されることになります。
ワクチン接種の場所
一、二回目にワクチン接種を受けたところと同じ保健所になりました。会社から車で五十分程度、公共交通機関を利用すると一時間半程度かかってしまいます。中国免許を持っていますので自分で運転していくにしました。タクシーですと130元(2,340円)程度かかってしまいますし。
保健所に到着
前回と全く同じ場所で受けられます。受付場所も特に変化ありませんでした。
まずは前回同様、書類の記入です。「免責承諾書」とあります。免責を認めてください、と言う内容ですからちょっと怖いですね。
後はインフォームドコンセントの同意書です。
受付に書類を提出後、二回の接種場所へ移動します。事前の予約制ということもあり、混雑はしていませんでした。すぐに受付に向かって接種費用の100元(1,800円)を支払います。
支払いを受けるとすぐ隣の部屋で注射が待っています。
前回同様、痛みは全くありませんでした。接種完了すると30分待機して、問題なければ帰宅できます。おっと、その前にワクチン接種証明書をもらわないと。受付に申し付けるとすぐ処理してくれて、証明書を作ってくれます。もしかしたら証明書の原紙は自己申告しなければもらえないのかもしれません。IT化が進んだ中国では、もはや証明書の原紙もあまり役に立たないのかもしれません。
すぐにワクチン接種の予約をしたアプリを開いて、接種したかどうかが反映されているか確認します。すると無事三回目の接種をしたことが記載されていたので安心しました。証明書の原紙も手に入ったし、無事帰宅の途につきました。
中国初ファイザー製が認められた
2月12日にファイザー製の感染症経口薬「パクスロビド」が条件付きで緊急承認されたとニュースが入りました。中国では未だファイザー製のワクチンが認められていませんが、今後はどうなるのでしょうか。中国国内はゼロコロナ政策が続けられ、国内移動がとても厳しく制限されています。PCR検査は移動するたびに受けなければならず、僕も既に三回受けていますし、出張の多い人は十回では済まない数を受けています。中国製ワクチンに自信がないのか、ワクチン接種証明書はどこに行っても提示を求められたことはありません。アメリカでも日本でも「ワクチン接種証明」を前提に様々な制限が緩和されるのに、ワクチン接種率が非常に高い中国国内ではそういう動きが全くありません。もういっそファイザー製のワクチンを認めるなり何なりして欲しいものです。でないとゼロコロナ政策がなくならず、二年間も日本に帰れていない状況がまだまだ続きそうですので…。