来チャイナ-上海

公共の場での画面エラーは普通

表示板のエラー

上海市慈善基金会の表示板がエラーになっていました。人通りも多く、大衆の目につく場所に表示板は置いてありますが、見るからにコンピュータのエラー画面というのが一目で分かります。

上海市慈善基金会(SCF)とは

SCFは Shanghai Charity Foundation の略です。上海市にあるチャリティー団体です。1994年5月に設立されました。歴史のある団体のようです。

電子決済できる表示板

よくよく見てますと、AlipayなどのQRコードが大きく表示板の下に貼り付けてあります。試しはしませんでしたがおそらくこれで寄付ができるのでしょう… 中国ではコンビニから自動販売機まで何から何まで電子決済になっていますが、寄付金も今は電子決済の時代のようです。

私の場合、なんとなく募金や寄付金は募金箱にコインを入れるとか気持ちの籠った行動、多少でも実態のあるもののような気がしていましたが、電子決済となると少し気持ちが遠のく気がします… まして人が募集をかけるのではなく表示板が呼びかけるのですから尚更です。

よく見かけるエラー画面

私は今まで何度も公共の場での画面がエラーになっているのを目撃しています。高鉄(ガオティエ、日本で言う新幹線です)は多くの人が利用する公共機関ですが、そこの画面ですらエラー画面になっているところを見たことがあります…

日本で同じ事が起きた場合問題となりますが、こちらではそれほど大きな問題ではありません。すぐ直せますから。日本の場合は、そもそもエラーにならないように事前にメンテナンスをしておく、という考え。こちらの場合はエラーになったら直せば良い、という考え。考え方に大きな違いがあるのを実感します。

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