【2022年10月上海】トイレがどんどん綺麗になっていく
すごい勢いで発展している上海ですが、地下鉄のトイレの変化も早いです…。何となく上海市内の地下鉄のトイレで大便するのは気が引ける、、、なんて思っていたのですが、先日行ったトイレは清潔感が増していてびっくりしました。上海の中心地であれば、最近はとても清潔感があり日本なんかよりずっと綺麗だなと感じることがあります。地下鉄のトイレももうちょっと綺麗にしてくれればいいのに、と思っていた矢先、しばらく地下鉄に乗っていないうちに綺麗に変身していました。しばらく行かないうちに、「あの店が潰れた。あの店が変わった」というのと同じようにトイレの変化も凄まじいです。
以前の上海のトイレ
最近あまり上海市内の地下鉄に乗らないのですが、久しぶりに乗ることに。何気なく通りかかったトイレを見ると、「あれ… 改装されたのかな?綺麗になってる…」と思い覗いてみました。どうやら改装されているようです。ちょっと駅を使わない間に変化しています。日本にいると、昔っからずーっと変化のないトイレがあります。皆が綺麗に、丁寧に使っていて、劣化も遅いからかもしれません。お金もないし工事費用も高い、という理由もあるかもしれません。中国では材料費も人件費も日本と比べると断然安いです。
手洗い場がおしゃれ
ちょっと覗いてみると綺麗な手洗い場があります。「えぇー、これが地下鉄のトイレなの」とびっくりでした。おしゃれな感じになっていて中国らしくありません。
入り口も何だかおしゃれになっちゃって。木目のドアです。いい感じです。
大便トイレ
そして大便用のトイレですが、外観が綺麗になっています。
中を覗いてみると、ボットン便所。でも綺麗です。水洗式はあまり好まれないのでしょうか?それとも工事費用の節約でしょうか?トイレットペーパーは脇に置いてあるゴミ箱に捨てます。これはどんなに綺麗なトイレであっても中国では変わりません。
小便トイレ
小便のトイレもとても綺麗になっています。近くで良くてみるとブランドロゴが記載されています。残念ながら我らが「TOTO」ではなく、「HEGII」というブランドです。ネットで調べてみました。中国のメーカーで、おそらく国一押しのトイレメーカーです。1998年に設立されています。中国国内の国際空港、新幹線駅などの実績が多数あります。政府関係の博物館、体育館、展示場などもあります。その他、ホテル、病院、学校、モールなどなど様々な実績があります。中国ではよく「TOTO」のトイレを見かけますが、国有企業向けで参入するのは難しいのだろうと想像します。
清潔感が増す上海のトイレ
トイレだけでなく、上海の中心地では色々なものの清潔感が増してきました。僕がよく使う、モール内のトイレはとても綺麗です…。基本的に上海では、トイレを掃除するためだけに一日中掃除をしてくれるスタッフがいます。僕の勤める会社ビルでは、ずーっとつきっきりでトイレを掃除してくれるスタッフがいて、常にトイレを綺麗にしてくれています。そのスタッフのうちのおばちゃんと挨拶を交わすうちに、話しかけられるようになって仲良くなったりもします。そういう暖かい人達との触れ合いなんかもあり、ほっこりさせられます。