来チャイナ-上海

【2022年3月上海】浦東にあるおすすめランニングスポット「世紀公園」

昨年から友人の勧めもあって始めたトライアスロン。上海は幸い練習環境が非常に恵まれています。トライアスロンは三競技、スイム(泳ぎ)、バイク(自転車)、ラン(ランニング)を実施するわけですが、上海は練習場所の選択肢が多いです。そのうちのランニングスポットとして有名な「世紀公園」をご紹介します。

世紀公園の場所

上海は「黄浦江(フアンプージアン)」という河を境に西側を「浦西」、東側を「浦東」と呼びますが、「浦東」側に世紀公園はあります。

近くには日本料理屋さんも多いです。ランニングをした後にそこで食べる蕎麦が最高です。なぜ日本料理屋が多いのかというと、すぐ近くには「東和」という日本人駐在員が多く住む団地があるからです。ちなみに、昨年から日本人はこの団地から追い出されています。お金の持っていない日本人に部屋を貸し出すより、お金持ちの中国人に分譲した方が良い、ということになったようです。時代の流れですね。

世紀公園の施設など

ランナーはこの世紀公園の外周を回って走ります。(世紀公園内には入りません)

外周にはトイレは一箇所しかありませんのでちょっと不便です。世紀公園内にトイレはありますが、窓口でチケットを買って(今は無料のよう?)入らなければならないので面倒です。

使っている人は見たことありませんが、一応シャワー室とロッカーが準備されています。皆そこらへんに荷物は置いて走っています。最近の上海は治安が良くなったこともあり、貴重品以外はそこらへんに鞄を置いて走っています。

自販機はおそらく2台ですので基本は持参か、近くのコンビニで準備します。

世紀公園の外周は一周5kmです。ですので、今日は10km走ろう、20km走ろうと思った時に公園を2周、4周走る、など分かりやすいです。殆どの人は右回りで走りますが、たまに逆走している人も見かけます。

バイク(自転車)を走らせる人もいて、実際僕も何回か走ったことがあります。ですが、人も車も多く、何回もぶつかりそうになったことがあり、バイクをやるには非常に危ない場所です。今後はここでバイクの練習はしないと思います。

増えるランニング人口

数年前まではランニングは人気がなかったと聞いたことがあります。しかし、最近では中国人は裕福なり余裕ができたからか、ランニング人口が増えているようです。一年に一回の「上海マラソン」、以前は応募すれば簡単に走れたのに、昨年は応募しても殆どの人が抽選に当たらない状況です。

スポーツ公園を1,000箇所以上建設

昨年10月に政府からスポーツ公園を2025年までに1000ヵ所建設しなさいという通達がありました。

中央人民政府の通達

スポーツ公園の建設は、常住人口に基づいて3種類に分けられます。50万人以上、30万人以上50万人未満、30万人未満の行政区域です。それぞれ10万㎡、6万㎡、4万㎡を下回らない公園を建設します。その他にも、10面以上の運動場を作りなさい、同時に行えるスポーツは5種目を下回ってはいけません、などなど通達の中に記載があります。国もスポーツに対して後押しをしているようです。それにしても、政府の権力とお金と広大な土地が為せる技…。日本には政府の権力もお金もありませんから、実現不可能でしょう。

日本ではどうか

ちなみに日本のスポーツ庁のホームページを見て見ました。スポーツ庁には、スポーツを通じて地域・経済の活性化を「推進」などなど、優等生な言葉が並びます。どんどん「推進」して欲しいものですが、実際どれだけのスピード感で動くことができるのでしょう?

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