【上海】穏やかな国慶節期間中の上海
中華人民共和国建国70周年
2019年10月1日、国慶節。今年は中華人民共和国が成立して70周年と特別な日となりました。ちょうど70年前の10月1日に天安門広場で毛沢東によって成立が宣言されました。
軍事パレード
今年は70周年ということで毎回恒例の軍事パレードも実施されました。北京は盛り上がってるでしょうが、上海は少し寂しいです…。10月7日(月)まで1週間程度の休暇となりますので、田舎から来た人たちは皆田舎に帰り、いつもと違って市内はちょっと落ち着いています。本日の地下鉄内もあまり人がいません。(それでも結構いますが…)
国慶節ということで街中は何か変わってるかなぁと色々観察してみました。自宅の門前には中国国旗が貼ってあります。
歩いている途中の団地の門前にも大きく赤い垂れ幕が掲げられています。「恭祝中大丽都居民节日快乐!幸福安康!」HSK5級レベルで訳しますと、「中大団地の住民の皆さん良い休日をお過ごしください!幸せと無事と健康を!」となります。
地下鉄内にも赤い国旗が並べられています。
街中にも赤い国旗が。
デパートやコンビニ内にも!
意外と皆働いている
祝日中の労働者の給与は通常時の3倍となりますが、意外と皆さん働いている人も多いようです。通常通りお店は運営していますし…。外食デリバリーのサービスも問題ありませんでした。コンビニもジムも。ジムに関しては通常営業よりも営業時間が短くはなっていますが毎日営業しています。道路の工事もしているところも見かけます。
上海市内のホテルは安くなる
国慶節期間中は皆田舎に帰りますので、上海に来る人が少ないようでホテル代が安くなります。日本人出張者がよく使う「ゴールデンチューリップホテル」の価格を見ますと、現在1泊441元(約6,600円)ですが、国慶節が終わると1泊633元(約9,500円)となります。値段が全然違います…。
新幹線「高鉄」の状況は
国慶節の初日、つまり1日前後の高鉄(新幹線)を予約しようとするとほとんど取れません。高鉄の予約は1ヶ月前から可能ですが、販売開始と同時に購入できなくなってしまうくらい難しいです。しかし、国慶節期間中(例えば4日、5日)の高鉄は予約しやすいです。私はCtripアプリを使って予約しますが、問題なく予約が取れてしまいます…。
平穏な上海ライフも束の間、また国慶節明けには通勤ラッシュであくせくした日々が始まるでしょう…。