【上海】Snail MobileプリペイドSIMカードを使用する際には注意が必要
春節期間中の日本一時帰国のSIMカード
日本に一時帰国する際のSIMカードをどうするか?わたしの日本携帯の状況は以下のようになっています。
- SIMカードは楽天モバイルを使用(月額2,500円)
- ファーウェイのスマホにSIMカードを入れて使用している
- 通話かけ放題でも、ネット使い放題でも何でもないカード(つまり実質何も使えない)
どうしても日本人としては、日本の携帯番号が必要となることが多いです。その携帯電話番号を保持するために月額2,500円もの馬鹿高い代金を支払いっています。日本の携帯のプラン高すぎ…。
わたしが中国で使用している月に4GBまで使用できるSIMカードが480円ですから、それと比べると何倍も違います。本当に高すぎる。
日本で中国のSIMカードを使用している
さて、日本に一時帰国する際にSIMカードをどうしているのか。基本的には中国のSIMカードを使用しています。いつも中国で使用しているSIMカードをそのまま使っています。
設定が必要
しかし、海外で使用するためにはSIMカードの設定が必要となります。以前紹介しましたが、スマホの「上海移動和你」というアプリ経由で設定します。「中国移動(チャイナモバイル)」という中国大手の携帯会社のアプリを使います。中国移動という会社は、日本でいう「NTT」「ソフトバンク」「au」のようなものです。
日本で使用できるパケット通信量を購入
購入方法は以前のブログで紹介しましたので省略しますが、このアプリの中で、日本で使えるパケット通信量を購入することができます。今回は13日で合計268元(3,500円)でした。
SIMカードを取り替えずに済むので便利
パケットをスマホ上で購入する方法だと、SIMカードの入れ替えをしなくても済みますので非常に便利です。この作業が非常に面倒でしたので、最近はずっとこの方法で済ませていました。
電話番号もそのまま使用できる
会社で使用しているSIMカードですから、電話番号もそのまま使えるというのも非常に便利に感じています。
最大の欠点がある
ひとつだけ最大の欠点があります。Google、Amazon、Facebook、LINE、Yahoo検索、など多くの日本のサイトが使用できません。このようなサイトはもともと中国では検閲がかかり、使用できないようになっていますが、日本に来て同じSIMカードを使うと、中国にいるときと同じように使用することができません。
フライトで日本に到着後、早速Googleマップを使おうと思っても、このSIMカードを使っている限りサイトには繋がりません。中国にいるときと同様に「VPN」を介さなければなりません。非常に面倒です。
特に日本にいるとLINEで連絡することが多いのですが、毎回わざわざVPNを介していると億劫でなりません…。みんなwechat使って欲しい!と心では叫びますが、わざわざそんなお願いもできず…。
結局プリペイドのSIMカードに戻ることに
やはり日本にいてGoogleなどが使えないのが不便すぎて、結局SIMカードを取り替えることにしました。それが浦東空港の身体検査後のロビーで販売をしている「Snail Mobile」というプリペイドカードです。このSIMカードを使えば日本側でGoogleなど問題なく使用することができます。
浦東空港で販売しているプリペイドSIMカードの種類と価格
浦東空港で販売されているプリペイドのSIMカードの自販機で販売されている価格は以下のようになっています。
- 日本:7日、70元(1,120円)
- アメリカ:30日、180元(2,880円)
- アメリカ:15日、150元(2,400円)
- 欧州:28日、150元(2,400円)
- マレーシア:7日、50元(800円)
- ベトナム:7日、30元(480円)
- 香港、マカオ:7日、50元(800円)
- 香港、マカオ:2日、20元(320円)
- 韓国:7日、70元(1,120円)
- インド:8日、80元(1,280円)
- インドネシア:8日、60元(960円)
- 台湾:8日、70元(1,120円)
- フィリピン:8日、80元(1,280円)
ざっと一日あたりの価格を安い順に並べてみると以下のようになります。
- ベトナム:69円/日
- 欧州:86円/日
- アメリカ:96/日
- 香港、マカオ、マレーシア:114円/日
- インドネシア:120円/日
- 台湾:140円/日
- 日本、韓国、インド、フィリピン:160円/日
使い方は非常に簡単
わたしはiphone seを使用していますが、こちらで問題なく使用できました。使い方は簡単でした。日本に入ってから、SIMカードをiphoneに入れるだけです。すると自動的につながります。設定は必要ありませんでした。
ちなみにこのカードだけで、ネットも通話も両方使えます。ただし、通話に関してはこのSIMカード独自の電話番号が使われます。
不具合で使用できなくなった
二個、合計140元分(2,240円)を購入しましたが、うち一個は使えませんでした。予想ですが、以下注意点を記載しておきます。
- SIMカードは日本に入国して、電波のあるところで入れるべき(中国側でSIMカードを入れて、設定しない方がよい)
- ipad pro 2018では使用できない
わたしはこのSIMカードを中国の飛行機に乗り込む前にipad pro 2018に入れておきました。そのまま放置して、日本に入国をしたところまったく使えないことに気づきました。iphoneに入れれば使えるんじゃないの?と考え、ipad proからiphoneにこのSIMカードを入れ替えましたが設定できず、結局使えないままとなってしまいました。
もう一個購入していたSIMカードは、まだ使っていませんでしたので、それはiphoneに入れました。すると設定が進み自動的に使えるようになりました。ここで、「じゃぁこの使えるようになったSIMカードをipad proに入れれば使えるんじゃないの?」と考え、SIMカードをipad proに入れてみましたが結局使えず。その後またiphoneにこのSIMカードを入れ直したところ無事使えました。ふぅ、よかった…。
ということで結局一個は無駄にしてしまいました。皆様もご注意ください…。