来チャイナ-上海

【2020年上海】コロナウイルス現地状況-蘇州市は日本人 に対しても自宅隔離の措置を

「上海“市”としては外国人の14日間隔離は“ない”」

現在上海市は、重点地区(湖北省など)から入ってきた外地の人は強制的に14日間隔離をするような政策を出しています。重点地区に「外国」の地域は含まれておりませんので、私の場合上海に戻ってから14日間の隔離は「ない」、ということになります。

しかし、上海市の中でも地域があり、それぞれがルールを設けています。そのルールの最小単位がおそらく自宅の団地です。そして団地からは、上海に戻ってから外国人も14日間在宅勤務しなさい、と指示がありました。正式に文章で出ているわけではありませんが、団地のルールです。そして、会社ビルのルールも同様に、上海に戻ってきた人は14日間ビル内に入れない、というふうになっています。

「上海から高鉄(新幹線)で30分程度の隣町では方針変更が…」

上海から高鉄(ガオティエ、日本の新幹線)に30分程度の隣の「蘇州市」は、上海市とほぼ同様の対応を取ってきましたが、先日2月25日(火)になって方針を変えました。

蘇州市は正式に日本人も、蘇州市内に到着してから14日間の自宅隔離をするように政策を出しました。上海市では「市」としてはこのような政策を出していませんので、蘇州ではより厳しさをもって対応しているということですね。

どうやら蘇州市のみならず、昆山市や常塾市、張家港市など他の市にも適用されるのだとか…。

やばいやばい、もうすぐ隣じゃん…。昆山市といったら上海と蘇州市の隣にあります。

ちなみにちょっと前に蘇州市も「重点地区」のもう一ランク下の「重点注意地区」に指定されたばかりです。

蘇州市が政策を出したのはなかなかショッキングな出来事でした。上海も、政策は出ていませんが、殆どの人が団地や会社ビルなどの小さい単位のルールを守っています。

「日本人より危機意識が高い中国人」

中国人の人は新型肺炎にかなり神経質になっているようです。というのは、もし万が一感染して周りにも影響を与えてしまった場合、国からどんな目に合わされるか分かったものではないからです。日本人より危機感は大きいよう感じます。

段々落ち着いてきて、人通りも増えてきましたがまだまだ完全復活には程遠そうです…。

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