来チャイナ-上海

【2021年11月上海】待望のiPhone13 pro max購入、古いiPhoneは売却

iPhone13 pro max、在庫なしで購入できず

今まで中国では、iPhone SE2、iPhone12の購入経験があります。今回は携帯を乗り換えようと、iPhone13 pro maxを購入することにしました。

中国でもiPhone人気が高いようで、発売日の9月後半にわざわざ店舗に出向き購入しようとするも、何と在庫なし…。アップルストアのみならず、その他電化製品のお店など数店舗周って探してみましたが、それでも見つかりませんでした。

iPhone人気が高い中国

半導体不足、ファーウェイ離れ、中国人の所得向上、など色々な要因もあり、iPhoneが中国でも大人気のようです。僕の狙っているiPhoneは価格9,799元(167,000円)と、円安の影響もあって日本円に換算すると大分高いです。日本で購入すれば146,800円。コロナの影響で日本にも戻れませんししょうがないですね。そんな高額なiPhoneですが、中国では全然手に入りません。

転売屋が価格を吊り上げる

数日間探し回って気づきましたが、おそらく中国国内での転売屋が多いようです。元値の9,799元で購入し、1,000元程度高値で売却しています。ネット通販大手の「タオバオ」でも高値で売っていますが、実店舗でも高値で転売しています。正規のアップル販売店舗を謳っている店舗でもそう言うことをしていますから、これにはびっくりでした。

ネット通販最大手で元値9,799元が10,788元で売られている

オンラインで予約、1ヶ月以上の待ち

結局オンラインで予約して購入することにしました。オンラインで購入するにはいくつか選択肢がありますが、僕は中国のアップル正規のオンラインページから購入しました。購入してから、到着予定日を見ると何と1ヶ月以上待ち…。購入日が9月27日、到着予定日が11月2日から9日の間。とは言うものの、到着予定日はあくまで「予定日」、そんなに時間はかからないのでは?少し早めに着かないかな、と淡い期待を持って購入しましたが…。結局届いたのは11月5日。1ヶ月以上も待ちました。

iPhoneが到着

ようやくiPhoneが手元に届きました。開封する瞬間が本当に一番楽しいですね。ワクワクします。

日本と中国のiPhoneの違い

個人的には中国のiPhoneを使っていて全く問題ありません。ちなみに日本と中国のiPhoneの違いは、物理的はない或いは気にならない程度の違いであり、ソフトウェア面での違いが大きな違いです。中国では「携帯電話番号」と「身分証」が、スマホとの結びつきとなり、様々な申請や電子決済などがなされます。中国の携帯電話番号や身分証などが、iPhoneを中国のスマホならしめているわけで、これが日本と中国のiPhoneを異なったものにしているだけです。つまり、iPhone自体に違いはないですし、中国のiPhoneを日本人が購入しても不便は全くありません。ちなみにカメラのシャッター音が中国のiPhoneにはないので、これはいいなと思います笑。うるさいカシャカシャ音がありませんので。

古いiPhoneを売却、「愛回収(アイフイショー)」で価格相場を調べる

今まで使っていたiPhone12のデータは無事新しいiPhoneへ移行が完了。不要になったiPhone 12を売却してみようと思います。

以前から気になっていた「愛回収(アイフイショウ)」という店舗、どうやらここで携帯などを売ることができるようです。さらに調べてみると、スマホのアプリ上からも自分で売却価格を調べ、そのまま配達員が自宅に来て引き取ってくれるサービスなどもあるようです。

さて、まずは自分の携帯の相場を調べて見ることに。先ほどの「愛回収」アプリで調べていきます。すると自己申告では2,900元(49,300円)と出ます。ちなみに元値は6,799元(115,000円)。一年で半額になっちゃうんですね…。この「愛回収」ですが、どうやら大手の回収屋さんのようですので、売却価格も少し安めではないか?と思い別の方法でも価格を調べてみます。

中国版ヤフーの「「闲鱼(シエンユー)」

次は中国版ヤフーである「闲鱼(シエンユー)」で相場を調べてみます。大体同じような条件のiPhoneを調べてみると大体3,000元(5,1000円)から3,500元(59,500円)であるようです。う〜ん、やはり「愛回収」の価格は少し安すぎるか?

ローカルのスマホ中古ショップ

街中でよく見かける、スマホの中古ショップ。色々なスマホの中古販売、スマホの付帯品、バッテリー交換、等など、スマホに関わることは大体解決してくれるショップが至る所にあります。以前から気になっていましたが、ついにこの機会に足を踏み入れてみることに。

まずは1店舗目。「iPhone 12」を売りたいんだけど、というとすぐに調べてくれます。2、3分程度で「2,800元から3,000元」と返答が来ます。おぉなるほどー、大体「愛回収」と同じような値段です。ここは一旦引き下がり、もう少し別の店舗も見て見ることに。

スマホ検査ソフト

すぐ隣にある店舗に足を運んでみます。

店舗のおばちゃんに聞いてみると、スマホをまじまじと観察し始めます…。ちなみに僕のスマホにはよく見ないと気づかない若干の凹みが2点、フレームにあります。画面などは綺麗。スマホを一通り見渡した後、スマホと店舗にあるパソコンとケーブルで接続し始めます。ん?何してるんだ?どうやらパソコンには「スマホ検査ソフト」が入っているようで、それを使ってスマホ内が正常かどうかを検査できるようです。すげぇ。

価格の交渉

検査が終わると、相手が出してきた価格は何と3,200元!中々いい価格。やっぱり何店舗か当たって見たほうがいいようです。とりあえずありがとうを言って次の店舗に向かってみようとすると…、「ちょっと待て!いくらで売りたいの?」と引き止められます。

おっ、何だか食いついてる…。思い切って「3,500元で売りたい」と伝えます。するとおばちゃんが電話で問い合わせ始めます。誰かに相場を聞いているようです。さて、電話が終わると提示してきた価格が何と3,450元!おぉ!目標価格に近づいてきました。この価格であれば売ってもいいかなと思いますが、「まだスマホ内にデータとか残ってないかな?」「もう少し日にち待って本当にいらなくなってから売ろうかな?」と思い、おばちゃんに向かって「ちょっと待って、考えさせて」と言うとおばちゃんが慌てて、「まだあんた考えるの!じゃぁ3,500元!」と値を上げてくれました。と言うことで結局3,500元でそのまま即決、売却することにしました。

中国では価格交渉すると、本気モードですね。「ちょっと考えさせて」と言う言葉は、僕としては本当に少し考える期間が欲しいという意味でしたが、交渉の中ではお断り文句のようです。

こっちでは携帯を売るのも簡単です。ただ、携帯を渡して、後はお金を貰うだけ。書類関係など一切ありません。しかも全て電子決済です。すごく便利です。まあある意味問題の元でもありますが…。

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