来チャイナ-上海

【2022年5月上海】73日目の隔離生活。モチベーションを保つ難しさ

モチベーションを保つ難しさ

隔離生活も73日目。長いと言えば長いのですが、あっという間な気もします。

毎日朝起きると、「はあ、、、今日もまた外に出られないなぁ」とちょっと憂鬱な気分で目が覚めます。

また気分の重たい平日が続くと思うとうんざりします。

ずっと同じ場所にいるにも関わらず、週末の平日と土日では気持ちが全然違います。

平日は仕事の連絡が絶えず入ります。

自宅にいるのに気が抜けない感じがとても嫌です。

今は多少気持ちに余裕が出てきましたが、一時期は真面目に勤務時間中はずっとテーブルとパソコンの前にずっと居座ったりしたものです。

会社に出社して、ある程度の緊張感を持って仕事をする方が僕の性に合っています。

いつもモチベーションを保てるわけではありません。

時にはやる気が失せます。「もういいや」と思ってしまうことも。そんな自分に嫌気が差してしまう、という悪循環です。

元々真面目な性格です。

「自宅にいるからと言ってさぼって言い訳ではない、時間をもっと有効活用しなくては」と自らを律します。

でもあまり真面目に考えすぎるのは良くない。

自分では感じないストレスを感じているに違いない。

そうやって自分をコントロールしようとするのが、またストレスに感じているのかもしれません。

土曜日になると多少リラックスできます。

でも、リラックスし過ぎてずっとベッドに横たわっていると、「こんな事してて大丈夫なのか」とまた真面目に考えてしまいます。

「休日なんだししっかり休もう」と自分をコントロールしようとするのもまたストレスなのかもしれません。

月曜日が始まると、あと一週間またこの隔離生活か…と考えるだけでうんざりします。

団地内にいる猫に最近癒されています。

徐々に開けてきた

それでも最近になって様相は変わってきました。

知り合いの中で、限定的ではありますが外に出られたなどの話を聞きます。

外食デリバリーサービスも豊富になってきた、食料の調達もしやすくなった、など。

団地の大門に運ばれてきた出前や郵便物を、さらに団地内の各棟へ再配布してくれるボランティアの人もいます。

地下鉄が一部(本当に一部)だけ動き出した、タクシーも動く、一部郵送サービスも届く、など本当に少しずつではありますが変わり始めています。

僕の住むアパートにも変化がありました。

「週に一回、アパート内のワンフロアのうち一名だけ、三時間だけ外出できる」というもの。

ワンフロアに約15−20名程度いますが、うち一名だけは週に一回、団地の外に出られるというもの。しかも三時間だけ。

チャットで流れた表。5月23日は83号アパートの1階の101室の1名だけ、3時間外出できる。買い物に限る。

必要なものがあれば、外出できる一名にお願いするわけですが… お願いできるか!

皆の欲しいものを一人で購入してくるのはかなりの負担です。

食料や生活品は出前等(便利なアプリが中国にはあります)でできるようになっています。

よほど出前等で購入できないものがない限り頼むものはないでしょう。

最近では団地内にできた「緑の柵」が取り外されました。

これは精神的に嬉しかった。

隔離中に張り巡らされた「緑の柵」。ようやく最近取り外されました。

PCR検査の回数も減りました。一時期は毎日やらされてました。現在のところまで通算40回。

毎朝白い防護服の医療スタッフが呼びかけ。

昨日、今日はもっと嬉しいことがありました。ネットで購入してた商品が一部届きました。

もう一生届かないだろう(笑)、と思っていたのでとても嬉しかったです。

6月1日からどうなる?

巷では「6月1日から上海も開けてくるのでは」と言っています。

僕の住むアパートも限定的ではあるが外出できるのではと期待していました。

ところが!

今日のチャットで「今週一週間のうち一回、ワンフロアのうち二名外出できる」との通達が…。

つまり先週と比較すると、一名だけ外出できる人が増えただけ。

結局今週も団地の外に出られそうにありません。

そしてまた、長く重たい一週間が始まります。

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