来チャイナ-上海

【2022年2月上海】デジタル人民元がついに手元に!早速ダウンロードして使ってみた

ついにデジタル人民元アプリが手元に届く

デジタル人民元のアプリ(試用版ですが)を使ってみました。ついに1月4日に中国ではデジタル人民元アプリが配信されました。すでに個人ウォレットは累計で2億以上も開設されているとのこと。すでに上海を含めた一部都市ではデジタル人民元のテストを展開しているというのは聞いていましたが、こんなに早く手元でデジタル人民元アプリを使うことができるようになるとは思ってもいませんでした。このスピード感にはいつも驚かされます。

デジタル人民元アプリのダウンロード

早速ですがデジタル人民元アプリをダウンロードしてみます。iPhoneのApp Storeアプリ内でアプリを検索します。事前に中国のApple ID(これを取得するためには、ある程度の中国語力と中国携帯電話番号が必要となります)を取得している必要があると思われます。中国のApple IDでログイン後に、App  Store内で「数字人民币(デジタル人民元)」を検索するとトップに出てきます。早速ダウンロードしてみます。

アプリをダウンロード後、ユーザー登録が必要です。登録自体は非常に簡単でした。ほんの数分でできてしまいます。パスポートや身分証書など、必要ありません。中国の携帯電話番号を使ってあっという間に登録完了。

ウォレットは四つにランク分けされている

さて、なぜパスポート等の審査がないのか…。どうやらウォレットにはランクがあり、四つに分かれているようです。僕が登録したのは「四類」、登録には携帯電話番号のみが必要なハードルの低いもののよう。入金限度額は1万元(18万円)、一回の支払いは最高で2,000元(36,000円)、一日に支払える金額は最高で5,000元(90,000円)、年間の支払いは最高で5万元(900,000円)とのこと。「三類」、「二類」、「一類」、とランクが上がるにつれて限度額の制限がなくなっていくという仕組みです。

四つの分類の限度額などについての説明文

「三類」以上は身分証が必要

中国のアプリで一番ハードルになるのが「身分証番号の提示」ですが、今回も「身分証」番号が足枷となり「三類」以上の登録ができません。「身分証」は中国人一人一人にあてがわれたもので、外国人にはありません。これのせいで中国人と外国人は区別され、一部サービスを享受できないことが多々あります。本アプリも例外ではありません。まだ試験版ということもありますので、将来的には外国人も使えるようにしてもらいたいです。「四類」は、短期出張者にとっては十分であるかもしれませんが、何年もここで住んでいこうという僕のような人にとっては非常に不便です。

試しに500元(9,000円)入れてみる

早速500元を入れてみることにします。ウォレットに補充をタップした後の画面から簡単に入金ができました。元々銀行で使っているアプリを入れておいたためだと思います。入金時に、銀行アプリとの紐づきが自動で為され、その上で入金がされます。銀行アプリがなければ、おそらく手入力で個人情報を入れなければならないと思われます。僕の場合すでに銀行アプリがあったので本当に簡単に入金ができました。

デリバリーフードサービス最大手「美団(メイトゥアン)」アプリでも使える

さすが中国、すでに「美団」アプリ内でも使えるようです。デジタル人民元を使って支払いを行うと10元(180円)が手元に入るキャンペーンを実施しています。まだ利用したことはありませんが、しばらくはデジタル人民元への振替のため、こういったキャンペーンが増えるかもしれません。何せ、現在は「Wechatペイ」や「アリペイ」などがキャッシュレス決済を牛耳っていますから、これを中国国家が見過ごすことはないと思います。キャッシュレス決済を減らし、デジタル人民元を国民に使わせる、という流れがしばらくはできるかと思われます。

デジタル人民元を使うことなんて本当にあるのかな…と思っているのも束の間、あっという間にこうして手元にアプリが届いてしまいました。失敗しようが何だろうが推し進めてしまう中国の推進力、スピード感、政府の統率力…、あっぱれとしか言いようがないですが、ところで日本は置いていかれるばかりです。

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