来チャイナ-上海

【2023年1月上海】中国への入国は現在どのようになっているのか?

 2022年12月16日から2023年1月20日まで日本に一時帰国していました。2023年1月8日より、日本から中国への入国に際して強制隔離が撤廃になるというニュースがありました。2022年12月の日本一時帰国時点では、8日間の隔離政策がありましたので、これがなくなることを思うととても嬉しかったです。今回は日本から中国への渡航がどうなっているのか、お伝えしたいと思います。

中国入境前のPCR検査

 中国入境前にしなければならないことは二つありますが、一つは「PCR検査」、もう一つは「健康申告」です。まずは PCR検査です。PCR検査を行う際、指定機関で行う必要がなくなりました。以前は指定された期間の中から選ばなければならず、選択肢が少なかったのですが、今回は特に気にする必要がなくなりました。今回僕は「品川イーストクリニック」というところで受けることにしました。

 クリニックのHPからオンラインで予約ができたので便利でした(URL:https://e-clinic.online-karte.jp/rsv/p/ep/personal)。フライトは1月20日13時50分出発でしたので、その48時間前以降の時間帯で予約しました。1月18日の16時に予約しました。

 費用は税込17,600円でした。検査を受けた後、クレジットカードで支払いました。

 所要時間は10分程度でした。びっくりするくらい早かった!去年の2022年9月に受けた時は1時間くらいかかってた気がします。

 今回の検査は「鼻」…。もう慣れましたが、やはり鼻での検査は嫌です。しかも今回は両鼻に綿棒を突っ込まれました。ちょっと痛かったですがもう慣れたものです。

 証明書は「紙」か「メール」の両方を選択可能です。僕はメールでの受け取りを選択しました。陰性証明の結果メールは当日の18時40分頃には受領できました。今回の渡航には陰性証明は「紙」で準備しておかなければなりませんので、自宅のコピー機を使ってプリントアウトしておきました。

中国入境前に必要な税関への健康申告

 大使館HP(http://jp.china-embassy.gov.cn/jpn/lszc/202301/t20230117_11009486.htm)などには次のような記載があります。

「税関への申告:陰性証明書を取得した後、WeChatミニプログラム版「海関旅客指尖服務」、アプリ版「掌上海関」またはネット版 (https://htdecl.chinaport.gov.cn) のいずれかから、「中国税関出入国健康申告」を事前に行っていただく必要があります。」

 この文面をみると、①WeChatか、②アプリか、③ネットのいずれかから登録が必要になります。三つ全部登録しなくてもいいよね…と不安になり念の為Wechatでもネットでも申告してみようとしましたが、どれも同じ内容のようでしたので安心して③ネットで申告することにしました。

 フライトの前日(2023年1月19日14時30分)にネットで申告後、最後に表示されたQRコードのページを写真に収めておきました。

ネットで申告した後に表示されるQRコードのページ

チェックイン

 フライト13時50分の2時間前の11時50分にはチェックインカウンターに並びました。すでに長蛇の列が…。並んでいる途中、「紙」のPCR陰性証明書を持ってきてるかどうかチェックが入りました。チェックインの時にもこの証明書が必要になります。チェックインの時には税関の健康申告の画面は関係ないようで、表示を求められませんでした。

 チェックイン後すぐに税関の健康申告のチェックが入ります。先日申告した後に表示されたQRコードを担当者に見せます。すると、「中国側がうるさいから、WeChatでやっておいた方がいいですよ」と勧められたのでその場でWeChatで申告しました。ネットとWeChatの二つで申告することになるけどいいのかな…と思いつつ、こういう不思議は中国ではよくあることなので気にせずスルーします。

上記写真の「ネット申告」だとあまりよろしくないとのこと(何がダメなのか分かりません…)

 健康申告の記入が終わったらゲートに向かい荷物検査と出国審査です。荷物検査は自動化が進んでいて、比較的スムーズに済みました。出国審査もパスポートを機械に提示するだけで、こちらもスムーズでした。

中の免税エリアには多くの中国人がいました。また爆買いが始まるか?

中国到着

 中国に到着してからは、まずは健康申告のQRコードの提示が必要です。WeChatで申告した後のQRコードページを「ピッ」とやるだけです。その後も通常通りの入国審査をして終わり。あっという間に中国に入ることができました。隔離も何もありませんので、通常通りタクシーに乗って悠々と自宅に帰宅しました。2022年9月に中国入りした時は10日間の隔離を味わいました。今から考えればなんであんなバカなことしてたのだろうと思ってしまいます。随分楽になりました。

 あとはビザの発給が元通りになれば日本との往来ができるようになります。早く元通りになることを願います。

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