【2021年7月上海】ファミリーマートの無人レジが便利すぎる、発展著しい中国
ファミリーマートの変化に驚き
尋常でないスピードで発展していく中国。追いつくのがやっとです。日々目まぐるしく変化していきます。
例えば最近よく行くファミリーマート。しばらく言っていませんでしたが、最近久しぶりに行ってみると変化がすごいです。品質面でも良くなっているように感じますが、それ以上に無人レジが非常に分かりやすくて使いやすいです。
便利な無人レジ
お目当ての商品をまずは取りに行きます。商品を手に取ると、無人レジを探します。もはやスタッフを探すことは無くなりました。無人レジの正面右下の「スキャンカメラ」の前に商品のバーコードを「ピッ」とします。それから携帯のキャッシュレスアプリのQRコードを同じ場所に「ピッ」とします。以上会計完了!この一連の動作があっという間に終わるので、全くストレスを感じません。
無人レジの利便性を享受できる理由
この無人レジが実現できている理由は、やはりキャッシュレス化が猛烈な勢いで進んだおかげです。これは国のバックアップも必要であったと思います。現在とにかく中国ではスマホ一台あれば何でもできます。財布を持つことがありません。とにかくQRコードをスキャン、スキャン、スキャン!しかもアプリは言ってしまえば重要なのは二つのみ。「Wechat(ウィーチャット)」と「Alipay(アリペイ)」。これのどっちかでスキャンしさえすればどうにかなります。全く迷いがありません。都会の人だろうが、田舎の人だろうが、年配の人だろうが、若者であろうが、中国国内全土にこの仕組みが身に染みつきました。乞食もQRコードが表示された紙を持って、お金を乞うという笑い話もあります笑。キャッシュレスのみならず、お店の予約、病院の予約、ワクチン接種の予約、会員登録、店内の注文、等など挙げればキリがないほど、何でもQRコードスキャンです。日本のようにアプリが多くて複雑なことはありません。
もう一つは、中国人の「他人には迷惑をかけるのはしょうがない、許し合いながら生きていきましょう」という文化や、仕事の仕方が関わっていると思います。無人レジを使う際もたまに、エラーが発生します。表示がおかしい時もあります。それでもこちらではあまり気にしません。後で修正していけば良いからです。システムにエラーがあった時は謝って分かり合えば良いです。そのレジが良くないのであれば、別のレジを使う、又はスタッフが対応すれば良いです。中国人は人に迷惑をかけるのは当たり前、むしろ人に迷惑をかけずに生きていくのは無理、という考えがあるようです。確かに、人と関わっていくのに、人の手助けなしでは生きていけないと思います。しかし日本では真逆の考え方で、「人に迷惑をかけてはいけない」という考えが浸透しています。ですから、システムエラーも許されない、変な表示が出るのは許されない、ミスは許されない、ということになります。
最近は本当に無人レジが便利すぎてコンビニに行く機会も増えてきました。すごい勢いで変化していく中国ですが、この先ももっともっと進んでいくのでしょう…。本当に楽しみです。